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アドヴィックス、ETロボコン全国大会で2連覇達成
2012.11.21
サステナビリティ
株式会社アドヴィックス
株式会社アドヴィックス(本社:愛知県刈谷市、社長:川田 武司)は、社団法人組込みシステム技術協会が主催するETソフトウェアデザインロボットコンテスト※1(愛称ETロボコン)のチャンピオンシップ大会(全 国大会)にて、史上初の総合部門2連覇を達成したことをお知らせいたします。
ETロボコンは、組込みソフトウェア※2の若手技術者の育成を目的として、2002年から毎年開催され、年々規模が大きくなるとともに、注目度が高まっています。今年は、企業、大学、専門学校などから約337チームが参加しました。
当社のETロボコンへの参戦は、有志による業務外の活動として2006年よりスタートしました。今年のチームは、制御ブレーキのアルゴリズム、ソフトウェアを開発する部署などの入社1年目、2年目の社員を中心に10名で構成し、7月から本格的な活動を始めました。
チームが一丸となって、ソフトウェアの信頼性にこだわり、コース上で難易度の高いボーナスステージの攻略に取り組んだ結果、11月14日に横浜で開催されたチャンピオンシップ大会(全国大会)にて、総合部門で優勝し、2連覇を達成することができました。
当社は、ETロボコンへの挑戦を、若手社員がソフトウェア開発の企画から完成まで一貫して携わることができる体験教育として支援しています。
今後も、若手技術者をはじめとする技術者の育成に注力し、世界を牽引する技術の確立に努めるとともに、お客様に「安心」を提供できるブレーキシステムサプライヤーとして、安全で快適なクルマ社会づくりに貢献してまいります。
※1: ETロボコンの競技は、決められた車体で、決められたコースを自律走行する
もので、同一のハードウェア(車体)のもとに、各チームが分析・設計したソフト
ウェアの技術を競う。審査は、「ロボット走行システムのソフトウェア設計モデ
ル評価」と「ロボット走行性能(タイムレース)」の2つの側面で行われ、ソフト
ウェアの力でいかに速く、且つ安定した走りを実現できるかがポイントとなる。
コースには、ベーシックステージとボーナスステージ部分があり、ボーナス
ステージを制限時間内にクリアすると、ボーナスポイントが得られる。
※2: 携帯電話や産業機器、車、家電製品などに内蔵されるマイクロコンピュータを
制御するためのソフトウェア
1. チーム名: | HELIOS(ヘリオス) |
2. 2012年戦績: | チャンピオンシップ大会(11/14-11/15) 総合部門 優勝 東海地区大会(9/15-9/16) 総合部門 優勝 |
【ご参考】
競技の様子
※ETロボコンのロボットは、コース上の黒線を車体に付いた光センサ部にて検知し、
ライントレースを行いながら走行します。
※ETロボコン詳細情報については、公式サイトをご参照ください。
http://www.etrobo.jp/