社会
基本的な考え方・方針
アイシンは、企業も社会の一員であることを自覚し、積極的な社会への参画を通じて、その持続的な発展に貢献します。
また、さまざまな社会課題に対して、従業員による自発的な社会参画を支援するとともに、ステークホルダーと連携し、社会全体の価値創出と健全な発展を目指します。
【関連するアイシングループ行動規範】
4.ステークホルダーとの建設的対話
- 世界各国・各地域社会の文化や伝統などを尊重し、地域社会、ステークホルダーとの相互信頼に努めます。
9.社会参画と発展への貢献
- 社内の人材、ノウハウ等の経営資源を投入し、社会的課題の解決に向け、積極的に取り組みます。
- NPO、地域社会、行政等、幅広いステークホルダーと連携し持続可能な社会の実現に向け、取り組みます。
- 持続可能な社会の実現、さまざまな社会的課題の解決に向けて、ボランティア活動など、従業員の自発的な社会参画を支援します。
推進体制
アイシングループは世界21の国・地域にある各拠点が、それぞれの地域やNPO・NGO等と連携を図りながら、さまざまな取り組みを通じてグローバルに社会貢献活動を推進しています。
戦略
「自然・環境保護」「青少年育成」「まちづくり」を3本柱として、社会貢献活動を展開しています。これらの活動を通して、2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に積極的に取り組んでいます。
自然・環境保護
より良い自然を次世代に引き継ぐために環境保全活動を積極的に行い、持続可能な地球環境の実現を目指します。
青少年育成
次世代を担う子どもたちの健全な成長を支援し、将来にわたり社会に貢献できる人づくりを目指します。
まちづくり
すべての人たちが、安全・安心で住みやすく活力ある「まちづくり」を進め、社会全体の発展を目指します。
主な取り組み
自然・環境保護
世界共通の課題であるカーボンニュートラルへの寄与や環境保護を目的に、各国の事業所周辺地域において植樹などの活動を実施しています。また、事業所近隣海岸・河川の清掃などを通じて環境保全に取り組んでいます。
森と海を育む「GREEN&BLUEプロジェクト」
陸および海洋系植物のCO2吸収力を活用して、カーボンニュートラル社会実現へ貢献することをねらいとした活動で植樹や間伐等の森林整備、マングローブ林の育成・再生等の活動を世界各地のアイシングループ拠点で取り組んでいます。
年間平均10万本を目標とする中、2025年度は年間191,300本相当の植樹を実施しました。
これにより年間約7,460トン分のCO2吸収が見込まれています。2023年から2030年までに80万本の植樹を目標としています。
2025年度の主な植樹実績
| 場所 | 2025年度実績 | 累計 (2023年度~2025年度) |
|---|---|---|
| アジア(日本・中国) | 167,600本 | 401,200本 |
| アセアン (タイ・インド・インドネシア) |
14,500本 | 119,500本 |
| 欧米(米州・欧州) | 9,200本 | 25,800本 |
| 合計 | 191,300本 | 546,500本 |
長野県との「森林の里親契約」
アイシンが工業用水として利用している矢作川源流域の根羽村の「森林(もり)の里親促進事業」を支援し、近隣大学の協力により人と森をつなぐ「森づくり活動」を行いました。地域の自治体と連携して、環境学習や植樹活動などの体験を通して自然環境保護に取り組んでいます。
青少年育成
会社拠点のある地域の子どもたちを対象に、アイシンの技術を活かした「ものづくり出前講座」や環境問題への理解を深める「アイシン環境学習プログラム」を中心とした教育支援を行っています。体験的に学ぶ機会を提供することで、次世代を担う子どもたちの環境意識と探究心を育んでいます。あわせて、スポーツを通じた地域交流や健全な心身の育成にも取り組み、地域社会とともに青少年の成長を支えています。
ものづくり出前講座
アイシングループは、行政や小学校・NPOと協働で、ものづくりに興味・関心を持ってもらうためにアイシンの技術を活かしたものづくり講座の教育支援を行っています。
| 開催件数 | 受講人数 | |
|---|---|---|
| 2025年度実績 | 8件 | 512人 |
| 2008年からの延べ実績 | 186件 | 16,662人 |
アイシン環境学習プログラム
アイシングループは、小学生を対象に日常生活におけるエコ活動の実践や環境意識の向上へと導く出前授業を年間を通して展開し、学びの機会を提供しています。
| 実施校 | 受講人数 | |
|---|---|---|
| 2025年度実績 | 23校 | 1,839人 |
| 2006年からの延べ実績 | 483校 | 39,437人 |
アイシンのスポーツチームによるスポーツクリニックや講話会開催
B.LEAGUE所属の「シーホース三河」によるバスケットボールクリニックや相撲部による実技体験会、バレーボール部「ティルマーレ」による保育園でのスポーツ交流会開催などスポーツにふれ合う機会を提供しています。
また、2024年から始めた現役アスリートによる講話会を開催。
これからも継続して子どもたちのみらいづくりに貢献していきます。
まちづくり
会社拠点周辺地域の皆さまやNPO・NGOとコミュニケーションを図り、交通安全、健康・福祉、地域支援、循環型社会への貢献など幅広い分野にわたる活動に取り組んでいます。
世界各拠点での交通安全活動
自動車産業の一員として、世界にあるアイシングループの全拠点において、「交通事故死傷者ゼロ社会」の実現に向けて地域社会に対する交通安全教育・啓発活動を推進しています。
(2025年度実績 250活動)
活動件数(地域別)
活動件数(活動内容別)
国内外における多様なニーズを有する人々への支援取り組み
福祉事業所の製品販売支援による障がい者の就労支援や、フードドライブ、子ども食堂への支援など、地域に根差した生活支援活動を推進しています。また、海外拠点においても食料・衣料品、学用品などの寄付活動を展開しています。
実活動での支援が困難な領域に対しては、「寄付金付き自動販売機」の購入金額の一部を外部団体に寄付し、難病児支援や途上国への水支援などを行っています。さらに、開発途上国の給食支援を目的とした「TABLE FOR TWO活動」を2009年から継続し、これまでに累計229万食を提供しています。これらの取り組みを通じて、福祉事業所との協働による持続的な支援と、国内外における社会的弱者・困窮者への包括的な支援の実現を目指しています。
社会貢献活動支出額
国際的ガイドラインであるB4SI(Business for Societal Impact)フレームワークを参考に、社会貢献活動支出額を右記下記3分類へ層別。
(単位:百万円)
| チャリティ・寄付 | 147 |
|---|---|
| コミュニティ投資 | 849 |
| 商業的イニシアチブ | 1,999 |
| 合計 | 2,995 |
アイシン60thイベントとしてスポーツチームの町内会イベント参加
60thイベントの一環で、相撲部、バレーボール部「ティルマーレ」、セーリング部、レスリング部らスポーツチームが町内会イベントへの参加を通じて、地域の皆様との交流を実施しています。
アスリートによる地域イベント参加
