ダントツを追求する生産技術力

アイシンでは、確かな品質の製品を提供するため、ものづくりに真摯に取り組み、卓越した生産技術を確立。次世代商品を支える独創的な工法や生産設備を絶えず革新し続けると共に、世界のどの地域でも高品質な製品が生産できる体制を整備しています。またものづくりのスキルを伝承し、グローバルに活躍できるものづくり人材の育成にも注力しています。

独創的な工法・設備の開発

1.研究開発

製品の生産に必要な、新たな技術・工法の研究および開発を行います。

2.試作評価

金属3Dプリンターを活用した試作製作

製品評価や生産準備において、必要に応じて試作品の製作を行います。大型金属3Dプリンターによる造形など革新的な技術を活用することで、従来に比べ大幅な評価期間の短縮を実現しています。

3.工程設計

デジタルを活用した工程設計

「材料」「設備」「人」を最適に組み合わせ、製品完成までの一連のプロセスを設計します。
効率よく最短でラインの立ち上げができるよう、最先端のデジタル技術を活用した取り組みを行っています。

4.設備設計

設備の開発、設計、組み立てを行います。
工程設計と同様、デジタル技術の活用による開発の効率化を推進。先端技術を取り入れるだけでなく、日本古来の「からくり」も取り入れ、環境に優しい設備づくりに取り組んでいます。

からくりの活用についてはこちらの動画でも紹介しています。

5.生産準備

生産を開始できるよう、設備を工場に設置します。生産ラインがねらい通りに動くよう調整し、量産に向けて準備します。

6.量産

量産開始後は生産現場と連携して、安定した設備の稼働と生産に取り組みます。常に設備や生産ラインの改善を続け、ダントツ品質の実現をめざします。

信頼性の高い設備をグローバルに展開

国内2つの拠点で生産設備の開発を行い、そこで生まれた革新的技術や信頼性の高い設備をグローバルに展開。世界のどの地域でも高品質な製品を生産できる体制を構築しています。

アイシングループの地域別生産会社数についてはこちらをご覧ください。

ものづくり人材の育成

アイシンでは、人材育成がものづくりの基礎となるという考えのもと、アイシングループが培ってきた知識・技能の伝承に加え、AI分野など、時代の変化に合わせた新しい教育を積極的に取り入れ、新たな時代で活躍するものづくり人材の育成に注力しています。

設備を使ったものづくりの体験
モーターの構造や設備の基礎学習
製品分解による機構の学習
デジタル技術の活用を学習