アイシングループは、これまで自動車の駆動・車体製品の開発から、周辺監視技術、電子制御技術、ナビゲーション技術などソフトウェア技術をも含めて幅広く取り組んできました。その中で磨いてきた“検出・伝達・作動”を統合化するコア技術をさらに進化させ、デジタル化による人工知能技術の活用など、今後も新たな価値創造につなげていきます。

「車両統合制御」による新たなクルマの価値向上

アイシンが持つ信頼性の高い車両デバイスを基盤に、ソフトウェアでさまざまな機能を統合することにより「電費・安全・快適・走り」を追求し、新たなクルマの価値を引き出します。

電動化社会を見据えて、多様なニーズに対応する駆動系の製品はもとより、車両のエントリーシステムや乗員検知、生体検知、位置情報活用などの技術を総合し、社会課題解決に向けた製品・サービス開発を推進していきます。

「知能化」による移動の感動を、すべての人に

「知能化」により、モビリティ自身が自動車のユーザーの個性や価値観を認識し、道路、社会、環境に「つながる」ことで一人ひとりに合った”移動”の提案が可能になります。このような進化が実現すれば、新たなモビリティ社会の価値を創出することができます。
アイシンはドア開閉システムを広くラインアップしており、自動駐車・低速自動運転で培ったセンシング技術も持っています。これらを統合することで、乗り込む人のスムーズな乗降をサポートする「ストレスフリーエントリー」や、車内にいる人の状態をセンサーで見守る「車室内の見守りシステム」など、年齢、性別、ハンディキャップの有無に関わらない、その人に合わせた安心・快適な移動の提案が可能です。

今後、これらをコネクテッド技術と組み合わせ高度化することで、位置情報や乗っている人の状態に基づき、その状況に合ったサービスで皆さまに“移動”の感動をお届けします。