「チョイソコ」、外出機会創出による健康増進効果を検証する実証実験スタート

2022.02.04

事業展開

        ・「チョイソコ」が進めてきたコトづくりを医療の分野に拡大した、初めての取り組み
        ・産学官で連携し、参加者の外出頻度や体力測定データから健康増進効果を検証

 当社は、埼玉県入間市(以下、入間市)において乗合送迎サービス「チョイソコ」を活用した高齢者の外出機会創出による健康増進効果を検証する実証実験をスタートしております。(~20223月まで)

 この実証実験は、経済産業省の「令和3年度地域新MaaS創出推進事業」に採択され、入間市および埼玉医科大学(所在地:埼玉県入間郡、理事長:丸木 清之) 、小林病院(所在地:埼玉県入間市、院長:小林 良樹)、損害保険ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:西澤 敬二)と産学官で連携した取り組みとなります。

 当初、埼玉医科大学および小林病院は、要介護や虚弱高齢者の増加を予防もしくは抑制する社会システムの構築を目指した活動を進めておりましたが、その活動での参加率や継続率が低く、外出へのモチベーション向上が最重要課題としておりました。一方、当社は「チョイソコ」を活用して、高齢者を中心とした人々の外出へのモチベーションを高めるためのサービスの拡充を進めておりました。今回、両者の目指す姿と課題認識が一致し、入間市と損害保険ジャパン株式会社も参画して実証実験がスタートしました。

 この実証実験は、入間市において、当社が「チョイソコ」を活用して高齢者の外出モチベーションを高める仕掛けを行い、埼玉医科大学と小林病院が参加者のチョイソコ利用回数や体力測定データを分析し健康増進効果を検証する、全国初ならびに「チョイソコ」における初めての取り組みとなります

 この度、23日に入間市において、入間市長の会見が行われると共に、実証実験の様子が報道各社に公開されました。

【実証実験の様子】
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 アイシンはこれからも、誰もが安心・安全に"移動"でき、健全な生活を送ることができる社会の実現に向け新しい発想で提案を行っていきます。

実証実験の概要について・・・【別紙】

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