水素利活用ビジネスモデルの成立性を検討するNEDO調査事業に採択
~ 水素ステーション向けオンサイト水素製造モデルの実現可能性調査 ~

2026.08.06

事業展開

 当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募した「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」(以下、本事業)に対して、「内陸部における商用車用水素ステーション向けオンサイト水素製造・利活用ビジネスモデルの実現可能性調査」(以下、本調査)を提案し、本事業の調査フェーズとして採択されました。

 本調査では、商用車用水素ステーションにおけるオンサイト水素製造・利活用ビジネスモデルの実現可能性を明らかにするため、設備の設置や実証運転を行う前段階として、オンサイト水素製造・利活用ビジネスモデルの技術面・事業面・需要面の成立性を検証します。
 具体的には、水素拠点港1から離れた内陸部に立地し、水素輸送負担が大きい商用車用水素ステーションを主対象とします。初期検討としては愛知県豊田市を中心とする地域での需要・運用条件を踏まえ、需要地で製造する小型・パッケージ型PEM水電解装置によるオンサイト製造の有効性および横展開性を調査します。
 これにより、設備仕様や運用条件を検討するとともに、経済性や事業性などの観点から事業モデルとしての成立条件を整理し、水素サプライチェーンの効率化や脱炭素化に資する持続可能な供給モデルの構築を進め、国や水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)が掲げる「水素大動脈構想」の方向性に資する取り組みとしていきます。

 アイシンはこれからも、環境や社会をより良いものにする技術開発を促進し、経営理念である「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現していきます。

<本調査の概要>
■件名:内陸部における商用車用水素ステーション向けオンサイト水素製造・利活用ビジネスモデルの実現可能性調査
■期間:2026年8月~2027年3月
■内容:内陸部に立地し、水素輸送負担が大きい商用車用水素ステーションを主対象とし、小型・パッケージ型PEM水電解装置によるオンサイト製造について、技術面・事業面・需要面から実現可能性を検討
■参画企業と主な役割:

分類企業・自治体名本調査事業における主な役割
主提案者株式会社アイシン・水電解装置仕様・耐久性・需要変動への対応
・物流需要調査(広域物流・工業エリア物流)
・運行管理システムを活用した物流運行最適化検討
共同提案者ENEOS株式会社

EMS2を活用した電力調達コスト低減・水電解装置の最適運転の検討
・水素ステーション運営視点からの知見協力・サポート

協力機関トヨタ自動車株式会社・水電解スタック知見での技術協力
光南工業株式会社・水素ステーション運営実務に基づく知見提供
愛知県・広域物流の需要調査
・将来的な実証に向けた候補地検討支援(制度面・補助支援など)
豊田市・市内物流・工業エリアの需要調査
・将来的な実証に向けた候補地検討支援
FC車導入補助金支援
碧南運送株式会社・水素需要量・使用条件整理
FC車転換に関する課題整理

1 水素拠点港
    海外から大量の水素を輸入し、貯蔵・供給するための受入環境が整備された港
2 EMS
    Energy Management System

<関連リンク>
「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」の実施体制の決定について(NEDOのサイトへリンクします)
「水素社会モデル構築高度化技術開発・実証事業」の公募について(NEDOのサイトへリンクします)
水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)ホームページ(水素バリューチェーン推進協議会のホームページへリンクします)
アイシン、水素社会を支える発電・水素製造技術を展示~「H2&FC EXPO」に「可搬型FC発電機」などを出展~(2026年3月17日トピックス)

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