シャワートイレ事業のLIXILへの移管に関する検討を開始

2023.07.28

事業展開

 当社は、株式会社LIXIL(本社:東京都品川区 社長:瀬戸 欣哉 以下、LIXIL)と、アイシンのシャワートイレ事業をLIXILに移管することに関して基本合意し、具体的な検討を開始いたします。

 アイシンとLIXILは、1976年にシャワートイレのノズル開発を実現したことを皮切りに協業体制を築き、約50年に渡って両社の強みを生かしながら共同開発・生産を行ってきました。
 この度、事業としての競争力強化を改めて議論する中で、変化する市場や需要に的確かつ迅速に応えるには、2社それぞれが開発・生産の役割を担い協業するこれまでのやり方を見直し、機動的でより強固な運営体制へ移行することが必要であると結論付けました。

 今後、LIXILとアイシンは、シートタイプシャワートイレの開発・生産機能等のアイシンのシャワートイレ事業をLIXILに移管するための具体的な検討を開始します。なお、本移管は運営体制の決定と事業移管契約の締結および法的手続きの完了を条件とし2024年度中の実行を計画しています。

 アイシンは、カンパニーやグループ会社を横断し全社でリソーセスを最適に配分・活用することで、電動化をはじめとする将来領域を強化し、持続的な成長を続けていきます。

1976年当時は伊奈製陶株式会社