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アイシンのフルモデルチェンジで、さらなる飛躍へ“挑む”

　自動車業界大変革の中、また我々アイシンとしても2021年4月の経営統合という大きな転機を経て、「カーボンニュートラル」、「電動化」といった重点領域をはじめ、戦略を立てスピーディーに実行へと移してきました。2022年までで新生アイシンの”形”づくりができた、と手応えを感じています。

　2023年からはさらなる飛躍に向け、事業の”中身”を変え、”質”を上げる「フルモデルチェンジ」の3年にしていきます。
　具体的には以下の点に、より注力して取り組んでいきます。

１．事業ポートフォリオの入れ替え加速
①次世代・主力事業（成長に向けた投資を加速）
・第２世代、第３世代eAxle、新回生協調ブレーキ等の円滑な開発・立ち上げ
・電動ユニット450万基生産に向けた設備投資2,700億円（日米中アジア）の実行
・回生協調などブレーキ事業拡大に向けたグループを跨いだリソーセス投下
・制御ソフト、センシング技術の組合せによる安心、快適、利便な価値の創出

②成熟・見極め事業（①の事業へリソースを重点投入）
・DX活用含めた効率化と商品力の磨き上げによる成熟事業の体質向上

２．新しい視点でのビジネス領域拡大
・地域・ユーザーニーズに合わせたアフター商品の品揃え拡大
・社会課題解決目線でのサービス事業化
・カーボンニュートラル技術を活かした新事業検討開始

３．一人ひとりを育てる、活かす、やる気にさせる
・若手をリーダーとした領域横断の技術開発プロジェクト発足
・オープンエントリー制度やリスキリング教育拡大による、「全員が挑戦できる風土」の醸成
・社長自ら直接語りかける場を増やす

４．グループ経営、各地域事業の強化による変化への対応力向上
・アイシングループ一体となり、全体視点での役割見直し
・将来のグループ競争力強化を見越し、地域顧客との連携強化でビジネスを獲得

　経営理念「”移動”に感動を、未来に笑顔を。」の実現に向け、今年もアイシングループ一丸となって元気に挑戦していきます。