熊本県阿蘇満願寺自然保護区内で希少種生息環境保全活動を実施

2021.10.28

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 九州地区のアイシングループ3は、107日(木)、8日(金)、生物多様性への貢献を目的に、熊本県阿蘇郡南小国町にある満願寺保護区内において希少種の保護活動を実施しました。

 2015年から実施しており5回目となる本活動は、新型コロナウイルス感染予防を徹底した上で、熊本県自然保護課および熊本県希少野生動物検討委員会と協業で活動しました。

 今回、希少種「オグラセンノウ」の生育を阻害するススキやヨシの除草と群生区域内からの搬出作業を約5,000㎡にわたり実施し、軽トラック37台分の草を搬出しました。

 熊本県希少野生動植物検討委員会の委員からは、「生息面積は確実に広がっており、花茎数についても着実に増えていることが確認できた。アイシングループの継続的な活動に大変感謝をしている」とのコメントを頂きました。

※アイシン九州、アイシン九州キャスティング、エイティー九州

【活動概要】
実施日時:20211078日(木、金) 10:0012:00
場所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺自然保護区内
内容:
・希少種「オグラセンノウ」生息地保護活動
(環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類、熊本県カテゴリー:絶滅危惧種ⅠB類)
・除草、搬出活動 : 約5,000㎡の除草と区域外への搬出(軽トラ37台分)
・参加人数:計23
(熊本県自然保護課2名、阿蘇地域振興局3名、アイシン九州12名、アイシン九州キャスティング2名、エイティー九州3名)
・感染対策:参加者を熊本県内グループのみに制限、作業中密にならないよう2m以上を意識した作業の実施。

20211028②.jpg                        オグラセンノウ
 
              20211028③.jpg 20211028④.jpg
                        草刈り、集草風景