「全日本ラリー選手権 第10戦(高山)」にスポット参戦

2021.10.13

トピックス

 当社は、本年10月16日(土)~17日(日)に開催される「2021年全日本ラリー選手権 第10戦 M.C.S.C. ラリーハイランドマスターズ2021(岐阜県高山市)」にスポット参戦します。
 当社は旧アイシン・エィ・ダブリュ時代の2018年から2021年3月まで全日本ラリー選手権に自社製CVT(ベルト式無段変速機)を搭載した車両で参戦していました。新会社アイシンとなった本年初参戦となる今回は、新車両GRヤリスに新アイシンブルーを基調とした車両デザインを施し、引き続き自社製CVT を搭載しています。
 全日本ラリー選手権への参戦当初、マニュアルトランスミッション牙城のラリー界では太刀打ちできないと言われてきたCVTですが、これまでの経験とトランミッションメーカーである当社の技術力を生かし、ラリー界に旋風を巻き起こしていきますので、ご声援のほど宜しくお願いいたします。       
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                      アイシンGRヤリスRS CVT

【今までの経緯】
 「全日本ラリー選手権」へは、ラリー界の名門である株式会社ラック(愛知県長久手市)1の協力を得て、「人を育て、技術を磨く!」をテーマに自社製CVTを搭載したトヨタヴィッツで、2018年から本年3月までの約3年間参戦していました。
 2018年JN3クラス2位、2019年JN6クラス2優勝、2020年JN5クラス2位(最終戦まで年間優勝争い)と好成績を残し、ラリー関係者を驚愕させるとともに、ラリー界におけるCVTの地位を確立させ、ラリーの歴史を塗り替えました。

※1  全日本ラリー初代チャンピオン 勝田照夫氏(ラック会長)が創業、全日本ラリー現役ドライバーでTGR(トヨタガズーレーシング)所属 勝田範彦氏 (ラック社長で照夫氏ご子息)、世界ラリー選手権(WRC)にTGRから参戦中の勝田貴元氏(範彦氏ご子息)の3世代ラリー選手を輩出している愛知県長久手市の自動車チューニングショップ
※2  2019年のJN6クラスは、この年から新たに設定された2ペダル車専用クラス。

【チーム概要】
◆チーム名 : AISIN RALLY TEAM with LUCK (アイシンラリーチーム ウィズ ラック)
◆参戦車両 : トヨタ GRヤリスRS CVT
◆参戦クラス : 全日本ラリー選手権 JN5クラス(1500㏄以下のFF車両クラス)
◆チーム体制
・チーム代表 : 佐々木 信 (株式会社アイシン 執行幹部)
・チーム監督 : 勝田 照夫 (株式会社ラック 取締役会長)
・ドライバー : 大倉 聡
・コ・ドライバー : 豊田 耕司