MIRU2021でアイシンの研究発表が「MIRU優秀賞」を受賞

2021.08.02

技術情報

 当社は、728日~30日に開催された「第24回 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2021)」において研究発表を行い、MIRU優秀賞を受賞しました。

 MIRUは、情報処理学会コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)研究会が主催する、画像の認識と理解技術に関する国内最大規模の会議です。大学・産業を問わず、研究者、技術者、そして次世代を担う学生の議論・交流の場であり、基礎から応用まで最新の研究発表と討論の場となっています。

 今回、アイシンは口頭発表(ロング)のプログラムに採択され、「正規化とPre-Activation モジュールを用いた深層スパイキングニューラルネットワーク」について研究発表を行いました。

 発表に対しては、「スパイキングニューラルネットワーク(SNN)の過剰発火を抑制する正規化処理を導入し、Residualモジュールを構築することにより、従来よりも多層のSNNの学習を可能にした。同技術に関する今後の国内の研究分野を活性化させることが期待される。」との評価を受け、MIRU優秀賞を受賞しました。

 アイシンは「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を実現する企業をめざし、新たな価値を社会に提供するためにさらなる先端技術を取得していきます。

MIRU公式HP:http://cvim.ipsj.or.jp/MIRU2021/