インドの連結子会社が「CSR Impact Awards 2020」を受賞
~小型分散型バイオガス発電システムの取り組みで循環型社会の実現に貢献~

2021.03.01

トピックス

 当社の連結子会社であるAisin Automotive Haryana Pvt. Ltd.(本社:インド・ハリヤナ州 以下、AHL)は、インド・ベンガルールの商工会議所 (Bangalore Chamber of Industry & Commerce以下、BCIC)から「CSR Impact Awards 2020」を受賞しました。この賞は、CSRの分野で包括的な成長と持続可能な開発を達成することを目的とした企業を表彰するものです。
 今回AHLは、持続可能エネルギー部門において、小型分散型バイオガス発電システムを用いた社会貢献への取り組みが評価されたことが、本賞を受賞につながりました。

 小型分散型バイオガス発電システムは、新興国における環境問題の解決とインフラ整備のため、2017年より実証実験を実施しており、養鶏業者や酪農家が日々処理に困っている鶏ふんや牛ふんをメタン発酵させ、電気・ガス・エネルギーに変え、さらに農業用肥料も作り出す持続可能な循環型システムです。このシステムは、家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム「コレモ」をバイオガス用に改造したもので、自立型(停電対応)運転も可能です。

 アイシンは、これからも循環型社会の実現に向けてより良い暮らしと環境に配慮したまちづくりに貢献していきます。

小型分散型バイオガス発電システムの仕組み
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