「路面状況を楽しく把握。」 アイシンの「道路維持管理支援サービス」と 「パックマン」のコラボレーションが決定

2021.03.18

技術情報

 当社とアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(本社:愛知県安城市 取締役社長:尾﨑 和久)※は、道路維持管理支援サービスにおいて株式会社バンダイナムコエンターテインメント(本社:東京都港区 代表取締役社長:宮河 恭夫)が保有する世界中で高い認知度を誇るIP(intellectual property)「パックマン」とコラボレーションします。

 道路維持管理支援サービスは、走行車両で収集したデータから道路の異常を検知し、その情報の提供、補修に向けた計画支援、対策実施といった、道路の維持管理のトータルサービスであり、2019年10月に愛知県岡崎市にて実証実験を開始しました。さらに現在、愛知県豊明市、鹿児島県志布志市に実証実験を拡大しています。
 自治体内でごみ回収をするごみ収集車や、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」の車両などにカメラ、センサーを搭載しており、車両情報から画像やデータで路面状況を的確に把握することができます。また、これまで培ってきたナビゲーション開発のノウハウを生かした位置情報活用によって、自治体内の道路全てにおいて管理対象か否かを識別します。さらに対象の道路について既に走行したかどうかを色分けによって明確にできます。

 今回、道路を網羅的に管理し識別する本サービスの機能と、「パックマン」が道筋に従ってクッキーを食べ集める様子に親和性を見出し、バンダイナムコエンターテインメントの協力を得てコラボレーションが実現しました。
 今後、道路維持管理サービスのディスプレイアウトプットに「道路上のクッキーを食べるパックマン」が登場するなどの施策を検討しており、本サービスを多くの自治体などに利用いただき、「パックマン」とともに本サービスと意義を広く浸透させていきます。

 ※2021年4月1日に経営統合し、「株式会社アイシン」になります。



■ディスプレイアウトプットイメージ ※あくまでイメージであり実際の画面とは異なります。


■ご参考:道路維持管理支援サービス