熊本県阿蘇地域にて生物多様性への貢献活動を実施

2017.10.13

トピックス

当社をはじめとするアイシングループは、生物多様性への貢献を目的に、アイシン九州株式会社、アイシン九州キャスティング株式会社が拠点を置く熊本県阿蘇地域にて9月29日、絶滅危惧種オグラセンノウを保護する為の除草活動を実施しました。

本活動は、2015年度より九州地区に拠点を持つグループ会社が中心となって行っています。ナデシコの仲間のオグラセンノウは、世界でも4箇所(内、3箇所が日本)しか群生していない希少種です。オグラセンノウが自生する阿蘇山系は熊本県の水源でもあり、かつては放牧により牛が草を食べる事によりオグラセンノウが生息しやすい環境でした。ところが近年では、放牧が減り野焼きを行なう事で土地の栄養価が高くなり、葦などの他の植物が入り込み、自生しにくい環境になっています。

今回、熊本県希少野生動植物検討委員会と熊本県自然保護課から「世界のオグラセンノウを守ろう」を合言葉に今後もこの活動に協力頂きたいとのコメントを頂きました。

【活動の概要】
実施日:2017年9月29日(金)
場所:熊本県阿蘇地域
内容:絶滅危惧種(オグラセンノウ)保護の為の除草活動(約800㎡、軽トラ10杯分)
参加人数:計18名(アイシングループ、関係会社の環境部門より10社 ・18名)

絶滅危惧種(オグラセンノウ)

除草作業風景

搬出作業風景