ミラノサローネ開催中、ミラノ・フォーリサローネに初出展 ~自動車用センサーをベッドに転用、「眠り」の未来を提案~

2014.04.02

技術情報

 

展示品(ソファ)イメージ

展示品(ソファ)イメージ


 当社は、4月8日(火)から13日(日)のミラノサローネ開催期間中、イタリア・ミラノで開催されるフォーリサローネ(トリエンナーレ会場)に初出展します。

 「Imagine New Days -ne.mu.ri-」をコンセプトとし、自動車部品である体重検知センサー*の技術を組み込んだソファを展示。ソファに座ったり立ち上がったりする動きに合わせて、投影される光や映像が変化することでセンサーの働きを体感できます。


 また、同様のセンサーを組み込んだベッドを用いて、当社がめざす「質の高い眠り」を映像で紹介します。センサーからの情報によって眠りの状態を分析し、照明などの周辺機器を最適化、快適な環境を作り出す寝室空間の未来を映し出します。
展示品のデザインを担当するのは、ヨーロッパをはじめ世界中で数多くの作品を手がけるStudio I.T.O Designの伊藤節氏・伊藤志信氏です。


アイシン精機は本展示会への出展を通して、人の暮らしを豊かにするデザインを提案していきます。


 *自動車のシートフレームの中に組み込まれるセンサーで、シート上の重量を正確に検知し、
エアバッグの適切な作動を補助する。

 

<参考>

伊藤節氏・伊藤志信氏

■Studio I.T.O Design 伊藤節氏・伊藤志信氏について
伊藤節氏は筑波大学大学院修了後、イタリア前衛デザインの騎手アルキミア/アレッサンドロ・メンディーニ、モダンデザインの大巨匠アンジェロ・マンジャロッティ事務所を経て独立。
伊藤志信氏は多摩美術大学卒業後、CBSソニー(現ソニーミュージックエンターテイメント)、ソニークリエイティブプロダクツを経てドムスアカデミー修了後独立。
1997年Studio I.T.O Designを設立し、世界各国の企業や日本企業との共同開発、デザインコンサルタントを行い、『Elle Decor Italia』20周年記念号(2010.4)の表紙を飾るなど、世界中の書籍、雑誌、メディアで紹介されています。受賞歴も多数。
当社とのコラボレーションは2009年のエキシビションに次ぐ2回目です。


■ミラノサローネとフォーリサローネについて
ミラノサローネは、毎年4月にミラノで開催されるサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile. Milano)と、同時開催されるその他の見本市の総称。
フォーリサローネ(FuoriSalone、イタリア語で見本市の外という意味)は、ミラノサローネに合わせて市内各所で開催される様々なイベントの総称。その注目度の高さから、様々な企業が独自性をアピールする展示でブランド発信の場となっています。
期間中ミラノ全体で100万人規模の来場者が訪れる世界最大のデザインの祭典です。

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