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社長年頭挨拶(要旨)
2013.01.07
組織・人事・採用
当社では、仕事始めの1月7日(月)10時から、本社体育館で2013年の新年始業式を行い、藤森社長が従業員に向けて年頭の挨拶を行いました。要旨は以下の通りです。
昨年は、大きな生産量変化への柔軟な対応や、地道な収益体質改善活動に取り組んでいただいた結果、今期の業績は連結・単独ともに増収増益を見込ん でいます。しかしながら、当社を取り巻く事業環境は少しも気を抜けない状況にあります。またここ数年、リーマンショック、大震災、タイの洪水など、経営に 大きなインパクトを与える変化も常態化しています。
こうしたさまざまな逆風や変化の中でも、常に利益を生み出し、持続的な成長を遂げていくためには、簡単には揺らぐことのない、強い企業体質が不可欠で す。そこでまず今年は、企業活動の基盤となる部分をさらに磐石なものにするためにも、あらゆる業務の基本となる「業務品質の向上」を最重点課題に掲げ、全 社をあげて徹底した足元固めに取り組んでいきたいと思っています。
一方、昨年4月に策定した『かけがえのないグローバルパートナー』をめざす姿に掲げた「AISIN Group VISION 2020」については、対処しなければならない課題はまだまだ山積しています。これらを一つひとつ解決していくために、皆さんには過去の成功体験や固定概 念を捨て、各自が当事者意識を強く持ち、今すべきことをしっかりと見極めていただき、部門の壁を越えた新たな発想でビジョン実現に向けた取り組みを加速さ せていただきたいと思います。
また、グローバル人材の育成も大きな課題になっています。これからのアイシンには、新たな発想や課題感を備え、環境変化に素早く対応でき、バイタリティ 溢れる若い力が不可欠です。上司の皆さんは、仕事の目的をしっかりと伝え、やりがいを感じ一途に仕事に打ち込める環境づくりと次世代を担う人材の育成に努 めてください。
アイシンが真に強い企業へと進化を遂げるためにも、全員の力を一致団結して、他社に勝るとも劣らない堅固な事業基盤を築き上げていきましょう。