家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを中部地区で販売開始

2012.12.26

技術情報

当社は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームtypeS」を東邦ガス株式会社(以下、東邦ガス)にて、2013年1月21日より販売を開始いたします。
 「エネファーム」は、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、電気は家庭内で利用するとともに、その際に発生する熱を給湯な どに有効利用する家庭用ガスコージェネレーションシステムです。当社の商品は、固体酸化物形燃料電池(SOFC※1)と呼ばれるタイプで、発電効率は「エ ネファーム」として世界最高水準の46.5%※2を実現し、総合効率は90.0%です。
 2012年4月に大阪ガス株式会社よりに発売開始し、販売エリアが関西地区に限られていましたが、今回、東邦ガスからの販売が実現し、新たに中部地区のお客様にご提供することが可能となりました。
 当社は、今後も「エネファームtypeS」やガスエンジンコージェネレーションシステム「コレモ(北海道ガス株式会社より2011年5月に販売)」を中心に、省エネルギーで快適な暮らしを実現する商品を提供していきます。 


※1 Solid Oxide Fuel Cell(固体酸化物形燃料電池)の略。電解質にセラミックスを用いた燃料電池で発電効率が高く(45~55%)、連続運転に適している。

※2 100%出力時 低位発熱量(LHV)基準

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