グローバルに活躍できる、次世代のものづくりリーダーを育成するアイシン学園~前編~

~確かな品質と高いものづくり力を伝承~

2021.11.19

グローバルに活躍できる、次世代のものづくりリーダーを育成するアイシン学園~前編~

アイシンの3 つの強みである「技術開発力」「ものづくり力」「グループの総合力」。
そのうちの一つ、「ものづくり力」には、ものづくりのスキルを伝承し、グローバルに活躍できる人材を育成する場がある。それが「アイシン学園」である。
アイシン学園は、企業内訓練校※1の一つで、工業高校の卒業生を中心に受け入れている。加えて、海外のグループ会社からも積極的に人材を受け入れ、今年で創立45年を迎えた。
訓練期間は1年間。この限られた時間の中で、ものづくりの基本から各カリキュラムに沿った専門知識や技能、社会人としての基礎を学び、「心・技・体」を鍛える。
1 企業内訓練校とは、職業能力開発促進法に基づいた認定職業訓練を行う企業内施設。あらかじめ定められた科目に加え、企業独自のカリキュラムを履修することができる。

前編横井学園長.JPG

アイシン学園 学園長 横井 延年

アイシン学園のカリキュラムは、機械系、電気系、電子系の3つに分かれ、前半の半年間では高校の専攻にかかわらず共通の知識・技能を学ぶ。特徴的なのは実習だ。本物の工場さながらの広いスペースにさまざまな訓練用設備が並んでおり、本物の生産現場とほぼ同じ環境で技能訓練ができる。基礎技能を身につけ、さらには次世代の現場で必要となり得る画像認識技術を活用したプログラムの作成を行うなど、時代の先をも見据えた実習が行われる。卒業生の多くが技術開発部門や生産技術部門、生産部門に配属される。

アイシン学園で学ぶ意義について、学園長の横井は次のように語る。

「アイシン学園は、グローバルに活躍できる技能者の育成をめざしており、多くの学園卒業生が重要なポストに就くなど、会社やグループの経営を支える人材を輩出しています。全寮制で1年間の厳しい訓練を共に乗り越えた仲間と絆が育まれますし、卒業後も情報交換を行うなど海外も含め横のつながりができることが学園の強みですね。」

優勝旗②.jpg

訓練を通して仲間との絆が育まれている証の一つが、事業内訓練生体育大会※2 で4 種目優勝を成し遂げたことだ。コロナ禍でもチームワークがしっかり発揮できた結果である。
※2 愛知県内事業所に所属する職業訓練生が、部活動で鍛えた技能を競い合うことで、敢闘精神や団結力を養い、また、競技を通して訓練生相互の理解と友情を深めることを目的に開催。

指導員の成長

訓練生の指導員は、卒業と同時に指導員となるケースと、学園を卒業し現場の配属を経て数年後に指導員となるケースの二通りがあるという。自身も学園の出身で、現在指導員を取りまとめる岳下は語る。

前編岳下さん.JPG

アイシン学園 岳下 勝也

 「学園で必要な知識や技能は、現場を経験した指導員や現場の声を取り入れながら、スピーディーに対応できるよう常に模索しています。学園での訓練を経験している指導員は学園生に寄り添える存在であることも大きいです。」

成長が期待されるのは学園生だけではない。

「アイシン学園は、指導員が学園生から学び、成長していく場でもあります。若いときに部下を持つことも重要で、将来的に班長や職長になったときに指導員としての経験が生きてきます。指導員には、自分が胸を張って送り出せる学園生を育ててほしいですね。」

環境の変化に応じて、学園も進化を続ける

自動車業界を取り巻く環境変化は大きく、今後を見据えた展望を横井はこう語る。

「アイシンは4月に2社(アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュ)が経営統合し、2社にあった学園も一つになりました。それぞれの指導方法が異なる部分もあり、両者の良さを発揮できるよう試行錯誤を重ねているところです。また時代のニーズに合わせていくことも重要で、配属先のニーズを踏まえ、コンピュータ制御科を立上げるなど、さらなる専攻科の新設や海外学園の拡充を進めています。」

人材育成にゴールはない。
確かな品質と高いものづくり力を受け継ぐためのバトンは、次世代へ確実につながっていく。
後編では、学園の修了生で、ものづくり現場で活躍する二人を紹介する。

<アイシン学園の紹介はこちら>
AISIN CROSS(リクルートサイト)
世界レベルを実現する、 次世代リーダーへの道は、ここから始まる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram