グローバルに活躍できる、次世代のものづくりリーダーを育成するアイシン学園~後編~

~ものづくり現場で活躍するアイシン学園修了生~

2021.11.29

グローバルに活躍できる、次世代のものづくりリーダーを育成するアイシン学園~後編~

アイシンの確かな品質と高いものづくり力を育成する場となるアイシン学園。
グローバルに活躍し次世代のものづくりリーダーになるべく、厳しい訓練を乗り越えた学園生はものづくり現場で活躍を果たしている。

仲間とのチームワークを育み、人とのつながりが強みとなる

後編(小野内さん).JPG

電子信頼性技術部 小野内 進二

2001年入社
・学園での訓練を修了後、技能五輪の選手、コーチを経験し、現在は電子部品全般の開発品の評価業務に従事
2008年にはあいち技能マイスター(※)に認定される
※あいち技能マイスターとは、ものづくり技能の重要性や素晴らしさを広く県民に伝え、ものづくりを担う人材を増やし技能振興機運の醸成等を図ることを目的に、2007年から開始された愛知県の取り組み。子どものあこがれや若者の目標となるような優れた技能を持つ人が選ばれる。

 学園生時代に得た強みについて小野内はこう語る。
「訓練も寮生活もチームを組んで取り組むので、仲間とのチームワークができたと強く感じています。チームで活動するときも、互いに意見を出し合いリーダーシップをそれぞれが自然と発揮する場面もありました。学園の同期とは今も業務で関わることも多く、人とのつながりを得たことが一番の強みですね。」

さらに自身の今後の目標について、小野内は話す。
「より便利で多くの方の役に立つ製品開発に携わっていきたいです。自分が関わった製品を街中で見かけると、嬉しさとともに苦労も忘れてしまう。ものづくりが好きという気持ちが根本にあるため、現場に近いところでものづくりに関わっていきたいという気持ちが強いですね。」

不具合や不良の原因を人のせいにしない、諦めずに探求する心

後編(山田さん).JPG

設備工機部 山田 喜久

1981年入社
・学園での訓練修了後、工機部(当時)へ配属
・機械加工から設備の組立などさまざまな業務に従事し、日本古来のからくり技術を応用したナガラ思想による「超コンパクトカシメ機」の開発で、第2回ものづくり日本大賞優秀賞を受賞
2016年には現代の名工(※)を受賞
※現代の名工とは、技能者の地位と技能水準の向上を図るために設けられた、卓越した技能者表彰制度に基づき、厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者(卓越技能者)の通称。1967年に第1回表彰が行われ、全国で延べ6,000人以上の方が表彰されている。

 学園での印象深い出来事について山田はこう振り返る。
「授業中に部品の一部が欠けてしまったと指導員へ伝えたときの話です。これは欠けたんじゃなく折ったんだろ、と言われました。初めはその言葉の意味がわからなかったのですが、部品が自然に折れたり欠けたりすることはなく、必ず折れてしまう原因があるはずだからしっかり原因を突き止めなさい、という意味で言われていたのです。そこから最後まで原因を調べる、諦めない心を学びましたし、その思いを持ち続けていたことが現代の名工の受賞にもつながったと思います。」

続けて山田は、自身の目指す未来についてこう語る。
「まずは革新的なものづくりができる、作業者に喜ばれる設備をつくることを目指しています。コストを下げたり、稼働率を上げたり、ものづくりの現場に貢献できる設備をこれからもつくっていくことがやりがいにもつながります。そして後進を育てること。自分の持つ経験や知識をしっかりと次世代へ伝えていきたいです。」

 ものづくりにかける情熱は同じだ。
訓練の中で得るものは知識や技能だけではなく、ものづくりを支える人の成長も大きい。
アイシン学園は「心・技・体」を鍛えることを使命に、これからも社会へ新たな価値を提供できる人材の育成に取り組み続ける。
前編はこちら

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