「生産」と「製品」の両軸でカーボンニュートラル社会の実現へ

~2030年 生産CO2 50%削減、2050年 カーボンニュートラル達成をめざして~

2022.03.31

「生産」と「製品」の両軸でカーボンニュートラル社会の実現へ

CO2などの温室効果ガスを実質ゼロにする「カーボンニュートラル(CN)」。

カーボンニュートラル社会の実現は地球規模の課題であり、中でもCO2排出量の多い自動車産業には大きな期待が寄せられています。

原材料・部品から製造・使用・廃棄までを活動対象とし、製品のライフサイクル全体を通じて環境負荷の低減に取り組んでいます。

自然と調和し、誰もが安心して暮らせる社会のために、アイシンは「生産」と「製品」の両軸で、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速させていきます。

「生産」のカーボンニュートラル

アイシンは強みであるものづくりに「省エネ技術」、「水素・CN燃料の活用」などを積極的に取り入れることでCO2排出量を大幅に削減していきます。

さらに、「材料のリサイクル」や「廃棄物の再資源化」のサイクルも回し、カーボンニュートラル活動を推進していくことで、地域社会でのエネルギーと資源の「循環」及び「普及」に貢献していきます。

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それらの活動の一つとして、アイシンは環境技術開発にも積極的に取り組んでいます。再生可能エネルギーの活用に向け、「新型軽量太陽電池」を産学官連携で開発中です。この太陽電池は軽量かつ製造時の環境負荷も非常に小さくできることが特長です。

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またCO2の活用では、排ガスに含まれるCO₂を製鉄時などに発生する産業副産物に含まれるカルシウム源を抽出したアミノ酸水溶液に吹き込むことで、炭酸カルシウムとして固定化する技術の実用化に取り組んでいます。精製された炭酸カルシウムは、建築土木工事の材料として広く使用されるコンクリートなどに再利用することが可能です。「カーボン」と「産業副産物」の再利用・循環に貢献していきます。

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2050年カーボンニュートラル実現に向けて、全社で挑む。」

「製品」のカーボンニュートラル

クルマの電動化は、国や地域ごとにエネルギー事情や政策が異なる上、自動車メーカーやユーザーによってニーズや趣向もさまざまです。アイシンは、これまでのパワートレイン事業で培った技術や知見を活かし、ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(BEV)、燃料電池車(FCEV)といった電動車向けの電動ユニットをフルラインアップでそろえ、多様なニーズにきめ細かく対応することで、電動車の普及によるCO2削減に貢献していきます。
特に、BEVFCEVの心臓部といえる電動ユニットの「eAxle」は、これからの最重要戦略製品と位置づけています。圧倒的に「高効率」「小型化」した製品を、これから市場へ投入していきます。  

進化し続ける「eAxle」、アイシンが挑む「高効率」「小型化」

さらにアイシンは、回生協調ブレーキや熱マネジメント、空力制御などの幅広い製品を持っている強みを活かし、クルマ全体でカーボンニュートラルに対応する製品を提案していきます。
そして、2025年までに車両全体で10%以上の電費(電力の消費率、ガソリン車の燃費に相当)向上を実現します。

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「加速する『電動化』。アイシンは、心を動かす製品でさらに先を行く」

今回はカーボンニュートラルの実現に向けた、アイシンの取り組みの全体像をお伝えしました。今後は、「生産」と「製品」の両軸で、それぞれの取り組みに関する記事をお届けします。

また、アイシンの取り組みを分かりやすく紹介したこちらのコンテンツも、ぜひご覧ください!

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