社会的責任の基本を周知徹底

アイシングループでは、「アイシングループ企業行動憲章」においてコンプライアンスの徹底を宣言するとともに、本憲章の理念を実現するための「社会的責任を踏まえた行動指針」を全従業員に周知徹底しています。また、トップ自らがコンプライアンスのさらなる強化をリードしています。

さらに、「アイシングループ企業行動憲章」の改定に伴い、携帯用「アイシングループ企業行動憲章」のカードを作成し、全従業員に配布しており、webサイトからも常時確認できるようにして、周知徹底に努めています。

コンプライアンスへの考え方

アイシングループはコンプライアンスについて、法令を遵守するだけでなく、経営理念である「社会・自然との共生」の精神で良き企業市民として皆様の期待と信頼に応えていくことだと考えています。アイシングループで働く一人ひとりが「誠実」「正直」「公正・公平」といった高い倫理観を共有し、自然体でコンプライアンスを実践できるよう、グループ・グローバルでの徹底に努めてまいります。

アイシングループコンプライアンス体制

アイシングループでは、(連結)企業行動倫理委員会を設置し、グループのコンプライアンスに関わる重要方針・体制の決定の役割を担っています。2018年1月、グループ全体で一定基準以上のコンプライアンス・レベルを確保するため、グループ各社の法務機能部署を集約し、グループ本社法務部を立ち上げました。グループ唯一の法務専門機能部署として、グループ・グローバルのコンプライアンス活動を企画・推進しています。

(連結)企業行動倫理委員会の体制図

※2020年度末時点

コンプライアンスの浸透活動

アイシングループでは、従業員一人ひとりが自然体でコンプライアンスを実践できるよう、集合研修やEラーニング等を通じて、世界中の従業員がコンプライアンス教育を受けられるよう進めており、その他個別テーマを題材にした職場ディスカッションシートの配布やコンプライアンス月報の発信などの浸透活動も行っています。また、国内グループ全従業員を対象にコンプライアンスに関する意識調査を実施しています。

教育について、アイシングループでは、経営トップから従業員一人ひとりに至るまでコンプライアンスを浸透させるために、大きく3種類の研修を実施しています。階層別研修、役割別研修およびテーマ別研修です。階層別研修では、新任役員、昇格者、新入社員向けにコンプライアンスを含めた教育をしています。また、国内グループの全役員を対象に、毎年、コンプライアンス講演会を開催しています。講演会には、外部から専門家を招き、コンプライアンスに関する最新の動向やアイシングループの状況をを踏まえたテーマを選んで講演いただき、役員によるコンプライアンスの率先垂範を図っています。役割別研修では、海外赴任者に対する赴任前の研修や海外現地法人の部長格以上を対象にした研修を実施しています。また、毎年、国内グループ会社の全部署のコンプライアンス推進者を対象にコンプライアンス研修を行っています(2019年度は745名出席)。推進者は部内教育と日々のコンプライアンス浸透活動の役割を担っています。

意識調査について、毎年10月を「アイシングループ企業行動倫理強化月間」として設定し、活動のひとつとしてコンプライアンスに関する意識調査を実施しています。国内グループ全従業員(回答者数78,936人)を対象に、広くコンプライアンス意識の浸透度合いなどを確認しています。2019年度の調査結果において、「コンプライアンスの意識が高い(向上した)」人の割合は96.3%、また、「コンプライアンス違反を発見時に注意、上司に報告などの適切な行動を取る」人の割合は91.3%でした。これらの結果を踏まえた改善活動を2020年度のコンプライアンス活動計画に織り込み、推進しています。

コンプライアンス推進者研修会
コンプライアンス推進者研修会

内部通報制度による問題の早期発見・是正

アイシングループでは、コンプライアンスに関する通報・相談窓口を設置し、グループで働くすべての人とそのご家族などから、匿名も含めて広く相談を受け付け、不正行為などの早期発見と是正に努めています。対応に際し、プライバシー保護、相談者への不利益の防止など、人権への配慮を徹底しています。

国内では、自社の社内窓口、弁護士が対応するグループ共通の社外窓口、グループ本社法務部が対応する窓口の3種類について、通報・相談内容などに応じて使い分けることが可能です。グループ本社法務部が適切に関与することにより、問題の早期発見と是正につなげられる体制にしています。

海外でも内部通報窓口の設置を推進しており、北米、アジアではグループ共通の窓口の運用を進めています。

コンプライアンスに関わる通報・相談件数(アイシングループ)
通報・相談 件数
パワハラ 41
労働時間問題等 14
職場の不満 4
セクハラ 7
職場での嫌がらせ 5
不正行為・ルール違反 18
その他 5
合計 94

アイシングローバルホットラインの設置

アイシングループはまた、社外のステークホルダーの皆様から、アイシングループのコンプライアンスに関する問題を受け付けるホットラインも設置しています。

1. 相談・通報いただける内容

アイシングループの役員・従業員による、以下を含むアイシングループコンプライアンス方針に反する行為

  • ・アイシングループ企業行動憲章
  • ・社会的責任を踏まえた行動指針
  • ・アイシングループ人権方針

【相談・通報できない内容】

  • ・個人への誹謗・中傷を目的とするもの
  • ・虚偽の通報

2. ホットラインを利用いただける方

アイシングループと取引のある仕入先様・得意先様、および一般の方々

3. 相談・通報の方法と流れ

ウェブ入力にて、アイシングローバルホットラインに対して、実名または匿名での相談・通報を受け付けています。適正な調査につながるよう、相談・通報いただく事柄や行為について、いつ・どこで・どのように起きたのか、誰が関わっているのか、どのような点が問題であると思われるのか、どのようにしてその事柄や行為をお知りになったのか、できるだけ詳細な事実をお知らせください。

相談・通報の流れは下図の通りです。

アイシングローバルホットラインの受付は、独立した第三者機関であるNAVEX Global, Inc.に外部委託しています。NAVEX Global, Inc.との間では、契約上機密は保持されますので、安心して相談・通報ください。

4. 相談・通報にあたって

  • ・相談・通報の事実と内容、相談・通報者様からご提供いただいた情報は、相談・通報の調査・対応等の目的にのみ利用し、従事する関係者に対してその秘密厳守を徹底いたします。相談・通報者様ご本人の承諾なく、上記目的以外の目的で利用すること、および従事する関係者以外の第三者に提供することはありません。
  • ・相談・通報者様がホットラインへ相談・通報したことを理由とする不利益な取扱いを禁止しています。
  • ・相談・通報いただいた事項については、事実確認・調査等を行い、適正に対応いたします。
  • ・ホットラインからの回答の内容の一部または全部の転用または二次利用はしないようお願いいたします。