アイシングループサステナビリティ憲章
当社グループでは、企業の行動指針としてのアイシングループ企業行動憲章を、一般社団法人日本経済団体連合会の企業行動憲章に基づき策定しました。社会の企業に対する期待が変化し、企業としてサステナビリティに対する姿勢を明確にするとともにその活動を強化するため、2024年8月に、「アイシングループ企業行動憲章」を「アイシングループサステナビリティ憲章」として改定致しました。
アイシングループ※は、「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を経営理念とし、「“移動”に自由と喜びを、未来地球に美しさを運び続ける」ことを使命としています。
ステークホルダーとの対話から、社会課題とニーズを先読みし、事業活動を通じた持続可能な社会の実現と企業価値向上の好循環を目指します。これを実現するために、次の11原則を定め、「品質至上」をすべての基盤とし、高い倫理観と社会的良識をもって誠実に行動します。サプライチェーンにおいてもこの憲章への理解と、それに即した行動を要請します。
※㈱アイシンおよび連結対象会社
『品質至上』とは、一人ひとりが“お客様”の視点に立ち、お客様の満足・感動のために、全ての企業活動において、あるべき姿・本質を極めていくことです。
- 事業を通じた持続可能な社会への貢献
- 私たちは、強みとするグループ総合力・技術開発力・ものづくり力をもって新しい価値の創出に挑戦し、持続可能な経済成長と社会課題の解決に資する有用で安全な商品・サービスの提供に努めます。
- コンプライアンス
- 私たちは、良き企業市民としてステークホルダーの期待と信頼に応えていくために、国内外の法を守ることはもとより「誠実」「正直」「公正・公平」といった高い倫理観を共有し、地域の文化や歴史を尊重しつつ、企業活動を行います。
- 人権の尊重
- 私たちは、「世界人権宣言」等の各種国際規範を尊重し、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく人権デュー・ディリジェンスを通じて、人権尊重の責任を果たすべく、ステークホルダーと共に取組みます。
- ステークホルダーとの建設的対話
- 私たちは、適時適切かつ公正に企業情報を開示し、株主をはじめとするステークホルダーとの建設的な対話と信頼関係の維持・発展により企業価値向上を図ります。
- お客様との信頼関係
- 私たちは、「安心と感動をお客様へ」のもと、お客様の期待を超える商品・サービスの提供に努めます。
また、お客様に対して、商品・サービスに関する適切な情報提供、誠実なコミュニケーションを行い、満足と信頼を獲得するよう努めます。 - 相互信頼・発展を目指したパートナーシップ
- 私たちは、サプライチェーンにおいてもこの憲章を共有し、その精神の浸透と実践が行われるように、オープンでフェア且つクリーンな調達活動を推進します。
- 多様な個性の尊重・挑戦する企業風土・働きやすい職場環境
- 私たちは、従業員の多様な個性を尊重し、挑戦する企業風土の中で、どこよりも人が育ち、全員が活躍する職場づくりに努めます。
また、「安全と健康」はすべてに優先するという考えのもと、働きやすい職場環境を実現していきます。 - 環境問題への取り組み
- 私たちは、人と地球の未来にわたる調和を図り、環境・社会課題の解決にむけ、自主的かつ積極的に行動します。
- 社会参画と発展への貢献
- 私たちは、企業も社会の一員であることを自覚し、積極的な社会への参画を通じて、その持続的な発展に貢献します。また、さまざまな社会課題に対して、従業員による自発的な社会参画を支援するとともに、ステークホルダーと連携し、社会全体の価値創出と健全な発展を目指します。
- リスクマネジメントの徹底
- 私たちは、市民生活や企業活動に脅威を与える複雑化・多様化するリスクに対して、その予兆を捉え、影響度を適切に分析・評価し、先手のリスク管理を徹底します。
- 経営トップの役割
- 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識して経営にあたり、実効あるガバナンスを構築し、グループ全体への周知徹底を図ります。
あわせてサプライチェーンにも本憲章に基づく行動を促します。
なお、本憲章に反するような事態が発生したときには、経営トップ自らが問題の解決にあたり、原因究明と再発防止等に努めるとともに、自らも含めて厳正な処分を行います。
株式会社アイシン
取締役社長・社長執行役員