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自動車用シート骨格機構部品の海外法人の移管に関するお知らせ
2022.10.25
事業展開
トヨタ紡織株式会社
株式会社アイシン
シロキ工業株式会社
トヨタ紡織株式会社(以下、トヨタ紡織 社長:白柳 正義)、株式会社アイシン(以下、アイシン 社長:吉田 守孝)、シロキ工業株式会社(以下、シロキ工業 社長:田中 俊夫)は、アイシンのシート骨格機構部品の海外生産法人である、PT. SHIROKI INDONESIA(以下、SID)及びSHIROKI AUTOMOTIVE INDIA PVT. LTD.(以下、SAI)をトヨタ紡織グループに譲渡することに合意いたしました。
今回の海外法人の譲渡については、シロキ工業が保有しているSID及びSAIの株式をトヨタ紡織の地域統括会社TOYOTA BOSHOKU ASIA CO., LTD. (以下、TBAS)が取得する形で進めてまいります。まず、2023年度中を目途にSID及びSAIの株式をそれぞれ80%取得し、その後2025年中までに残りの株式を取得して完全子会社化する形で進めてまいります。なお、本件は各国の競争法に基づき必要な手続及び対応が完了することを条件に実施いたします。
また北米に関しては、AISIN U.S.A. MANUFACTURING, INC.(以下AUM)にある設備の譲渡を中心に検討しており、その移管方法及びスケジュールを2023年3月までに合意する事となりました。
トヨタ紡織は、内装システムサプライヤーとして“ホーム” ※1となるために、2015年からトヨタ自動車株式会社向けシート骨格機構部品の開発・生産機能のトヨタ紡織への移管を順次進めてまいりました。今回の合意により、トヨタ紡織グループの販売・生産機能を強化し、更なる競争力強化を進め、インテリアスペースクリエイターとして新たな企業価値を創造できる車室空間のソリューションカンパニーを目指してまいります。
また、アイシンは、自動車業界の大変革に対応した事業構造のフルモデルチェンジを目指しています。 車体事業ではリソーセスを集中投入し、パワースライドドア等を中心とするシステム商品を開発、シロキ工業はものづくりの力を生かし、新商品をスピーディに提供する体制で市場拡大を目指してまいります。
※1ホーム:「現地現物」で、自分たちで付加価値をつけることができ、競合と比較しても競争力で勝っている事業や地域のこと
<トヨタ紡織の子会社となる会社の概要>
【SID】
1.会社名: | PT. SHIROKI INDONESIA |
2.所在地: | Kawasan Greenland International Industrial Center (GIIC) Block AA No.18, Kota Deltamas, Desa Sukamahi, Kecamatan Cikarang Pusat, Kabupaten Bekasi 17530 Indonesia |
3.代表者: | 取締役社長 安藤 修 |
4.資本金: | 29,900,000USドル |
5.面積: | 敷地18,561㎡、建物12,442㎡ |
6.生産品目: | シートリクライナ・シートスライドなど |
7.従業員: | 約294名(2022年3月31日) |
【SAI】
1.会社名: | SHIROKI AUTOMOTIVE INDIA PRIVATE LIMITED |
2.所在地: | Unit No. 108, 1st Floor, Suncity Success Tower, Golf Course Ext. Road, Sector-65, Gurugram, Haryana 122005 India |
3.代表者: | 取締役社長 山田 新規 |
4.資本金: | 248,500インドルピー |
5.面積: | 敷地19,181㎡、建物11,502㎡ |
6.生産品目: | シートリクライナ・シートスライドなど |
7.従業員: | 約540名(2022年3月31日) |