北海道ウトナイ湖で希少種生息環境保全活動を実施

2018.11.07

トピックス

 当社をはじめとするアイシングループは、10月24日生物多様性への貢献を目的に、北海道苫小牧市のウトナイ湖で、外来種のギンドロ(ウラジロハコヤナギ)の除去作業を実施しました。

 本活動は、2016年度よりアイシン北海道株式会社をはじめとする北海道地区に拠点を持つアイシングループの会社が中心となって行っています。ギンドロは根から他の植物を枯らす成分を出すだけでなく、繁殖力が強く、食物連鎖の底辺となる地場植物を減少させてしまいます。それにより、アカモズ、オオジシギといった鳥類の生息環境を破壊するという影響を与えます。ギンドロの除去活動を継続的に実施することにより、ウトナイ湖での本来の食物連鎖の環境を維持し、生物多様性に貢献します。

 当日は、地元の公団社団法人「日本野鳥の会(ウトナイ湖サンクチュアリ)」による生態・生物多様性に関する勉強会も行われ、参加した社員は生物多様性、環境保全の重要性を改めて認識すると共に、地域団体とのコミュニケーションを図りました。団体からは、「外来種の除去作業に関わるアイシングループによる継続な活動に感謝している。」とのコメントを頂きました。


【活動の概要】
実施日:2018年10月24日(水)
場所:北海道苫小牧市植苗
内容:外来種(ギンドロ)除去作業
参加人数:計10名(アイシングループ、関係会社の環境部門より7社・10名)


ギンドロ除去作業

生態・生物多様性に関する勉強会

外来種(ギンドロ)