停電時でもガスで空調、電気が使える電源自立型空調「GHPハイパワープラス」発売

2013.03.07

技術情報

 当社は、ガスヒートポンプエアコン(以下、「GHP」)エグゼア※1に停電時にも運転ができ、電力供給も可能とした「GHPハイパワープラス※2」を発売いたします。
 GHPは、ガスエンジンで冷暖房を行う空調システムで、電力のピークカット、節電に貢献しています。しかしながら、これまでの商品では、エンジンを起動 するには系統からの電力が必ず必要でした。今回発売する商品は、バッテリー(本体横の自立ボックスに内蔵)を電力供給源として新たに追加したことで、自立 運転が可能となり、系統からの電力がない停電時でも、運転が開始でき、空調がご利用いただけます。さらに、ガスエンジンを駆動させて発電した電力により、 空調以外の照明やテレビ、パソコンなどの電化製品が利用可能となりました。これにより、震災や電力供給不足などによる停電時対応として、避難所となる学 校、公民館などの施設でお役立ていただけます。
2013年4月1日より全国のガス事業者等を通して販売いたします。
 当社は、お客様にうれしさをお届けできる商品を提供していきます。
 
【商品名】GHPハイパワープラス(56kWタイプ 20馬力相当)
【主な特長】
  ・停電時でもGHPの運転ができ、冷暖房が使用可能
  ・空調以外にも電化製品などへの電力供給が可能(最大3kVAまで)
  ・電力会社との系統連系協議が不要で工費、初期費用が低減可能


ガスヒートポンプエアコン GHPハイパワープラス

※1エグゼアとは、「GHP XAIR」の「X」は、「究極の効率」や「無限の可能性」を、「AIR」は「快適な環境」、「快適な空調」、「AIRconditioner=空調システ ム」の意味を持ちます。そして、「GHP」と「AIR」を合わせること(掛け算のX)によって、お客さまによりよい「空調」と「環境」を提供する次世代の 「超高効率ガスエンジンヒートポンプ」であることを表現しています。

※2GHPハイパワープラスとは、発電機を搭載し、GHPの「省電力性」を高めた「ハイパワーマルチ」に電源自立運転を「プラス」した機器であることを表現しています。


※「エグゼア」「GHPハイパワープラス」は東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の商標です。

■(ご参考)製品の仕様こちら(PDF形式)

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