男性社員が育児に参加できる環境づくり

男性社員が育児に参加できる環境づくり

  • #ワークライフバランス
  • #働きがい

Contents

● 一人ひとりのライフステージに合わせた『仕事と家庭の両立』をサポート
● 不安要素を取り除き、安心して利用することができる制度に
● 育児や家事に参加することで、ワークとライフの調和を
● 健康にも配慮した、安心して働くことのできる職場づくり

一人ひとりのライフステージに合わせた『仕事と家庭の両立』をサポート

当社では誰もが働きやすい職場づくりを推進するため、社員のライフステージに合わせた「仕事と家庭の両立」をサポートする制度の充実に取り組んでいます。中でも、育休に関する制度については、2022年の育児・介護休業法改定にともない、当社も女性社員のみならず男性社員が積極的に育児に参加できるようバックアップを行っています。

例えば、利用者の体験談を社内報で紹介し、男性社員に育休に対する具体的なイメージを持ってもらうことや、男性が育児に関わる大切さを伝えることで職場理解を深め、より取得しやすい環境づくりを行っています。

 

不安要素を取り除き、安心して利用することができる制度に

社員の声を聞く中で、「自分が仕事を休むことで、周囲に迷惑がかかるのではないか。」という不安を抱く社員も少なからずおり、「自分だけでなく、職場のメンバーにも負荷がかかるので利用をやめた。」「復職後が大変になるから、利用を断念した。」という声があることも事実でした。

ソフトウェア開発はチームでの仕事が大半となり、一人が抜けることへのプレッシャーがかかります。そのため、職場が抱える不安と利用者が感じる不安を解消することにも注力し、職場の理解を深めてもらうための各種啓蒙活動のほか、問い合わせ専用窓口を設け、いつでも気軽に相談ができる環境を整えました。こうした活動を通じて育休に対する関心が徐々に高まり、利用者の数は増加傾向にあります。

 

育児や家事に参加することで、ワークとライフの調和を

育休制度を利用した社員に感想を伺うと、それぞれが仕事から離れるという不安を感じつつも、職場の理解や協力を得ることで有意義な休業期間を送ることができ、父親として育児に参加することの大切さを感じられる時間となりました。

<利用者の声>

走行安全開発担当 Mさん(休業期間:4ヶ月)

「3人目が生まれることになり、妻の身体の負担を軽減するために制度を利用しました。正直、仕事を離れることでキャリアが中断されることに不安はあったものの、子育ては限られた時間なので、その時間を家族と一緒に過ごすことができて良かったと思っています。休業期間中は育児のほか、家事にも積極的に参加し、料理も本格的に始めました。復職後の新しい趣味として、休日には家族に手料理を振舞いたいと思っています。」

 

パワートレイン開発担当 Yさん(休業期間:2ヶ月)

「夫婦ともに実家が遠く周囲に援助をお願いできる環境ではなかったため、制度を利用したいと職場の上司に相談をしたところ、はじめは自分が不在になることに少し不安な様子でしたが理解をしてくれました。妻が安定期に入った頃から業務の引継ぎを密に行い、チームメンバーの協力のおかげで、大きな不安もなく休業に入ることができました。休業期間中は仕事に関する連絡は一切なく、育児に集中することができ、有意義な時間を過ごすことができました。」

 

パワートレイン開発担当 グループマネージャー Hさん(休業期間:6ヶ月)

「“子どもは夫婦2人で育てるもの”という想いがあり、制度を利用しました。管理職という立場なので不安もありましたが、メンバーから「是非」と温かい言葉をもらい、休業することができました。復職後の職場は、休業前よりもメンバーが頼もしく感じられ、嬉しかったことを覚えています。新生児の育児を経験することができ、とても貴重な休みだったと感じています。」

 

健康にも配慮した、安心して働くことのできる職場づくり

当社はこれからも、より多くの男性社員が育児に参加できる環境整備を継続していくとともに、 “子育てサポート企業”として、「くるみん」の認定取得に向け活動を進めています。また、開発センターのある地域において、国が認定する認定制度の取得を進め、社員が安心して働くことのできる職場づくりに力を入れています。2023年1月1日には『勤務間インターバル宣言』を行い、社員ひとり一人の健康に配慮した取り組みを推進しています。