保守契約 GHP(ガスヒートポンプエアコン)は定期的なメンテナンスが必要です

GHP(ガスヒートポンプエアコン)の機能を維持し快適にお使いいただくためには、車の定期点検と同様にメンテナンスが欠かせません。 アイシンの安心・安全な「保守契約」をご利用ください。

保守契約

保守契約とは

保守契約とは点検と修理対応がセットされた契約です。

点検

車の点検と同じように、GHP も車と基本構造が同じエンジンを使用していますので、定期的に点検が必要です。
  • 定期点検:所定の時期に部品交換などを実施します。
  • 中間点検:所定の時期に点検・調整などを実施します。
  • 保安点検:所定の時期に点検・調整や指定保安部品交換を実施します(長期契約のみ)。
  • フロン漏洩定期点検(法定点検):3年/回冷媒に関する点検を実施します(安心・長期契約)。

修理対応

万一の故障でも、修理に要する費用の負担がありません。

契約修理の範囲と対象外をご確認ください。

契約のメリット安心で快適な空調環境を長期間お届けします

予算化
  • メンテナンス費用の予算立てが容易になります
  • 万一の修理でも予定外の出費がありません
故障予防
  • 定期的な機器の点検で故障の予防ができます
  • 機器のベストコンディション維持

長時間コース:保守契約期間/試運転より 13年 または 50,000時間 のどちらか早い方

定期点検:試運転(前回定期点検)より 5年 または 10,000時間 ごとのどちらか早く到達した時に実施
※一部機器は 6年 又は 10,000時間 ごとのどちらか早く到達した時に実施
中間点検:定期点検が実施されない年に実施
保安点検:試運転より 13年 以内に 30,000時間 へ到達した後、指定の部品交換及び毎年点検を実施

長期契約:定期点検・中間点検及び保安点検と修理対応がセットとなった契約です。

※ 遠隔監視システムも設置することが可能です。ただし、工事費・機器本体費用はお客様負担となります。
保障期間
(注1)
上記点検イメージは、年間稼働時間 3,000時間 以内の場合です。(運転時間により定期点検は異なります)
(注2)
累積運転時間が 13年 以内に 30,000時間 以内の場合、保安点検などは実施いたしません。(料金の返還はいたしません)

標準コース:保守契約期間/試運転より 13年 または 30,000時間 のどちらか早い方

定期点検:試運転(前回定期点検)より 5年 または 10,000時間 ごとのどちらか早く到達した時に実施
※一部機器は 6年 又は 10,000時間 ごとのどちらか早く到達した時に実施
中間点検:定期点検が実施されない年に実施(安心契約のみ)

安心契約:定期点検・中間点検と修理対応がセットになった契約です。

※ 遠隔監視システムを設置することが可能です。ただし、工事費・機器本体費用はお客様負担となります。
保障期間
(注)
上記点検イメージは、年間稼働時間 2,000時間 以内の場合です。(運転時間により定期点検は異なります)

快適契約:定期点検と修理対応がセットになった契約です。ただし、遠隔監視システムの設置が必須です。

※ 遠隔監視システムに関する工事費・機器本体費用はお客様負担となります。
保障期間
(注)
上記点検イメージは、年間稼働時間 2,000時間 以内の場合です。(運転時間により定期点検は異なります)

契約メニュー比較表

○:契約に含まれます ×:契約には含まれません
契約メニュー 契約期間 保守内容 漏えい点検
試運転より 13 年または 中間
点検
定期
点検
修理
点検
保安
交換
保安
点検
遠隔
監視
簡易
点検
定期
点検
長期契約 50,000 時間まで 任意 ×
安心契約 30,000 時間まで × × 任意 ×
快適契約 30,000 時間まで × × × 必須 × ×

代表的な点検項目

●:該当部品の交換を示します。○:該当部品・箇所の点検を示します。

定期点検の主な作業例

エンジンオイルの補充または交換
オイルフィルターの交換
点火プラグの交換
ドレンオイルフィルターの交換
圧縮機ベルトの点検・調整
Gシリーズの場合、Fシリーズは交換となります。
GHPハイパワープラスの自立ボックス内のバッテリーの交換
前回の交換から 4年 経過あるいは、リモコン表示部に「PH」(バッテリー交換)が表示された場合、お買い上げの販売店もしくは、コールセンターにご連絡ください。

中間点検の主な作業例

エンジン系の点検
(オイル、クーラント漏れ箇所、レベル確認など)
(点火プラグの磨耗、エアエレメント汚れ確認など)
冷媒系の点検 (冷媒、冷凍機油の漏れ点検)
燃料系の点検 (燃料・排気ガス漏れの点検)
運転状態の確認 (異音、エンジン始動性)
その他、不具合箇所の点検

保安点検の主な作業例

燃料系の部品交換(ガスレギュレータ)
※ 13年 または 30,000時間 で交換実施
運転状態の確認 (異音、エンジン始動性)
燃料系の部品点検 (ミキサーなど)
冷媒系の点検 (圧力スイッチ、センサなど)
燃料系の施工配管点検
(ガスコック、接続部・配管など)
エンジン系の点検 (圧縮、油圧、配線など)

GHP 遠隔監視システム

■ネットワークイメージ図
ネットワークイメージ図
GHP の運転情報を遠隔監視センターが株式会社 NTT ドコモの NTT-LTE 通信網を通じて常時監視します。

GHP 遠隔監視システムの詳細はこちら ※ 2020年 12月以降、一部機能・サービス内容が変更となりました。

保守契約に関する Q&A

Qなぜ長時間コースには快適契約がないの?

A
毎年点検をするため、設定はありません。

Qフロン排出抑制法の漏えい点検は契約に含まれているの?

A
漏えい定期点検は、安心契約及び長期契約には含まれます。なお、漏えい簡易点検は含まれません。

Q標準コースから長時間コースへ途中で変更できますか?

A
料金を見直した上で、変更可能です。
※ 長時間コースから標準コースへの変更は出来ません。

Q故障かなと思ったら?

A
リモコンにてエラーコードをご確認ください。その後、下記コールセンターへご連絡ください。必要に応じて、サービス対応致します。

保安点検に関する Q&A

Q保安点検は法令などで決められた点検なの?

A
保安点検は法令で定められた点検ではありませんが、試運転から 13年 または 30,000時間 に到達した後、毎年、機器の安全性向上のために行う点検となります。定期点検とは内容が異なり、当社が独自に定めた内容となります。

Q保安点検はなぜ必要なの?

A
設計標準使用期間(試運転から 13年 または 30,000時間)以降は、経年劣化・消耗などによる故障増加が想定されます。事前に点検及び部品交換することで重大な故障・事故の発生を低減することが目的です。

Q保安点検はどんなことを実施するの?

A
主に燃料系の部品を中心に点検及び部品交換を実施し、また室外機各部の状態も併せて点検いたします。

Q保守契約には、保安点検は含まれないの?

A
長時間コースを選択されたお客様には、保安点検が含まれた契約プランとなっております。

Q現在、保守契約を締結していなくても保安点検だけを受ける
ことはできますか?

A
ご希望の方は有料で保安点検を受けていただくことはできます。

ご契約について

契約条件
  • 試運転より 5年 かつ累積運転時間 10,000時間 以内の機器に限ります。
  • 電源自立型空調 GHP は、試運転より 1年 以内に限ります。
  • メンテナンススペースが確保されている場合に限ります。
  • 都市ガス・LPガスを使用する機器(それ以外を使用の場合は別途相談となります)
  • 契約期間は 1か年 とし、保守契約対応期限到達までの自動更新となります。
    ただし、契約内容に変更などが生じた場合、再契約が必要となります。
  • 保守契約料金は前払制となります。
    (契約開始の前月までに指定口座への振込みとなります。なお、振込手数料はお客さま負担となります)
  • 保守契約料金は年間稼働時間により異なります。(コースにより異なります)
  • 使用対象が、食品・精密機械・美術品の保存や動植物の飼育培養など特殊用途とされている場合は契約できません。
○:対象範囲  ●:対象外
契約修理の範囲と対象外
  • 室外機・室内機・付属リモコンに関する故障が対象となります。
  • 使用環境による故障(フィルター詰まり、熱交換器腐食、汚れによる排水不良など)
  • オプション部品の故障(ワイヤレスリモコン、集中リモコン、加湿器、料金按分システムなど)
  • 取扱不良によって生じた故障、施工・外的要因による故障
  • フィルター・室内・外の熱交換器、ドレンパンなど清掃/洗浄は別途有料作業となります。
  • 機器の故障による営業補償等損害賠償は対象外となります。
設計標準使用期間について
  • 設計標準使用期間は、ガスヒートポンプエアコン室外ユニットを試運転後 13年 または累積運転時間 30,000時間 です。これを超えてご使用になる場合、使用のしかたによっては重大な事故につながるおそれがあります。必ずお買い上げの販売店または当社お客さま相談窓口(下記窓口)にご相談ください。

保守契約:問合せ窓口

保守契約のご用命は、下記のコールセンターおよびアイシン GHP 営業所にてお受けいたします。 また、内容に関してのご相談は、お問い合わせフォームでも承ります。

コールセンター (年中無休)
最初に 186 をダイヤルしていただくと電話番号が当社の電話に通知されて、
折り返しの連絡などがスムーズに行えます。
Tel:(0566) 63-5741
Fax:(0566) 24-8117
Fax:(0566) 24-9807(部品専用)
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