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世界最高水準の発電効率!エネファームtype SのCO2削減量とは

2022/05/17 (更新日:2022/05/20)

現代社会は石油や石炭、天然ガスといった化石燃料を消費し、大量の温室効果ガスを排出していることが、地球温暖化が加速している原因と考えられています。

地球温暖化は嵐や大雨、猛暑などの異常気象が増えたり、暮らしのための水が不足するなど、私達の生活にも大きな影響を与えます。温室効果ガスを排出しないためにも、その多くを占めている二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することが重要なのです。

このページでは、エネファームのCO2削減効果を解説しています。エネファームが環境に優しい理由もまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

電気とガスってどっちがエコだと思いますか?

電気とガス、エコで地球に優しいのはどちらだと思いますか?
イメージとして電気のほうが環境に優しいクリーンなエネルギーだと思っている方も多いかもしれませんが、全体的に見ると実はガスのほうがエコにつながります。

電気は各家庭ではCO2を排出しないけれど…

電気を各家庭で使用する際には、CO2は発生しません。
ただ、購入している電力の多くは天然ガス・石炭・石油等を使った火力発電で賄われており、大量のCO2が排出されているのが現状です。

資源エネルギー庁の「エネルギー白書2021」によると(※)、2019年度の発電電力の割合は以下のようになっており、火力発電(天然ガス・石炭・石油)は約7割にも及びます。

天然ガス石炭石油等地熱および
新エネルギー
水力原子力
年間発電電力量
10.247億kWhに占める割合
37.15%31.8%6.8%10.3%7.8%6.2%

(※)参照元:経済産業省資源エネルギー庁公式HP

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2021/html/2-1-4.html

火力発電は発電時に大量のCO2を排出することが表から分かると思います。

各家庭へ電気が送られるまでに送電ロスが発生

購入する電力は、発電所から各家庭に送電する過程で、電圧変換や送電線の抵抗によって電力が失われる現象「送電ロス」が発生します。
加えて、エネルギーの半分以上は排熱されるため、エネルギー効率が落ちてしまうというのが現状です。

一方でエネファームtype Sは、送り届ける過程でロスはほとんど発生しないため、無駄なくエネルギーを利用することができます。

従来システムの場合
エネファームtype S の場合【都市ガス13A(LNG)】の場合

エネファームのCO2削減量は一戸あたり年間約1.5トン!(※1)

都市ガス13A(LNG)でエネファームtype Sを利用する場合、火力発電+給湯器の従来システムと比べて、年間約1.5tのCO2削減効果が期待できます(※1)。

またエネファームは自宅で発電するシステムのため、送電ロスを減らすことが可能。
さらに、発電時の排熱を給湯に利用が可能で、一次エネルギーのうち、約87%を有効活用することができます(※)。

ガスのエネルギーを余すことなく利用することで、地球温暖化の原因となるCO2の排出量削減につながっています。

(※)参照元:株式会社アイシン公式HP

https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/about/environment/

製品ページで詳細を確認>>

1.5tのCO2は”杉の木約104本分”の役割に匹敵する

エネファームで削減効果が期待できる1.5tのCO2とは、いったいどれくらいの量なのでしょうか。

環境省「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」のデータ(※1)によると、1.5tのCO2は杉の木約104本分のCO2吸収量(杉の木1本のCO2吸収量:約14kg)に相当するのだそう。

また、環境省「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」(※2)によれば、ハイブリッドカー2台分が排出するCO2の量が約1.5tにものぼることがわかっています(燃費40.8kmで年間1万km走行時)。

(※1)参照元:環境省/林野庁「地球温暖化防止のための緑の吸収源対策」より

(※2)参照元:環境省「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」(PDF)

https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/itiran_2020_rev.pdf

エネファームのCO2削減量がどれだけスゴイのか

エネファームによるCO2削減効果をわかりやすく解説するために、一般的な省エネ施策と比較してみます。

経済産業省 資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」(2017年8月)によると、家庭内でできる省エネ方法のCO2削減量は、以下の通りです。

一般的な省エネ施策年間CO2削減量
アイドリングストップを心がける-40.2kg
シャワーの使用を1分間減らす-29.0kg
冷房設定を27℃→28℃にする-17.8kg
TVの視聴を1時間短くする-9.9kg

(※)参照元:「家庭の省エネ徹底ガイド 春夏秋冬」2017 年8 月経済産業省 資源エネルギー庁

(※)参照元:省エネルギー政策について|省エネルギー・新エネルギー|資源エネルギー庁

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html#general-section

これを見ると、エネファームの年間CO2削減量1.5tが、群を抜いて高いことがわかります。

一次エネルギー利用効率の高さ

ここでは、火力発電をはじめとする従来の発電方法とエネファームtype Sで、一次エネルギー利用効率にどのような違いがあるのかを見ていきます。

火力発電の場合

石炭・石油・天然ガスなどを燃料にした従来システム(火力発電)の場合、発電所から送電線を通して各家庭に電気が届けられます。

送電線を通して各家庭に届く電気は、利用した一次エネルギー100%のうち40%しかないことが試算(※)されています。
それ以外の60%は、送電ロス4%、排熱56%と、発電~供給までの過程で利用できないエネルギーになってしまっているのです。

※エネルギー使用の合理化に関する法律に基づき試算。

エネファームtype Sの場合

エネファームtype Sの場合、各家庭に供給されるガスを燃料として、自宅で発電します。
ガスから取り出した水素を、空気中の酸素と化学反応させることで電気を生み出すという仕組みです。

都市ガス13A(LNG)でエネファームtype Sを利用する場合、利用した一次エネルギー100%のうちの55%を電気に変えることができます。
加えて、残りの55%のうち32%は給湯に利用され、合計で87%のエネルギーを有効活用しています。

つまり、自宅で発電・給湯が行えるエネファームは、従来システムと比べて断然効率的です。

(※)参照元:株式会社アイシン公式HP

https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/about/environment/

家族のエコ意識を高める“機能”も

エネファームはリモコンから発電状況などを確認できる機能が備わっています。

例えば、ガス・お湯・電気の使用量や発電量、電力購入量の予測など、家庭で利用しているエネルギーの状況がリモコンやスマートフォン専用アプリ(エネファームリモコンと無線LANの接続が必要)から確認できます。

自宅ではもちろん、外出先でも確認できるので、情報を共有すれば、家族みんなのエコ意識をさらに高められるでしょう。

クリーンなエネルギーを使ってエコな暮らし

このページでは、エネファームのCO2削減量について解説してきました。自宅で電気・お湯を生み出せるエネファームは、各家庭でできる省エネ施策の中でも、圧倒的なCO2削減効果を誇っています。

加えて、モニタリング機能を使えば、家族のさらなるエコ意識向上、光熱費削減も目指せます。
ご家庭にエネファームを導入して、エコ生活を始めてみませんか?

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