ENEFARM
製品サイト お問い合わせ
よくあるご質問
     

エネファームtype Sの発電効率・発電量はどれくらい?

2022/05/17 (更新日:2022/06/28)

ガスに含まれる水素と空気中の酸素を化学反応させて、自宅で発電するエネファームtype S。
では、エネファームの発電効率がどれくらいか、ご存じですか?
エネファームtype Sの発電量は700W。
停電時でも、約200Wの冷蔵庫や約50Wのパソコンの充電など、必要最低限の生活ができます。
このページでは、エネファームtype Sの発電効率や発電量について解説しています。
エネファームtype Sの導入を検討する方は、ぜひチェックしてみてください。

エネファームtype Sの発電効率

発電効率とは、発電に用いられた燃料エネルギーが電気に変換される割合のことです。
日本では主に火力、水力、原子力の各発電所で発電を行ったのち、各電力会社からご家庭へ送電されています。
その中で、大きな発電比率を占めるのが火力発電です。
エネファームtype Sの発電効率(※)は、日本の大きな発電比率を占める火力発電と比べてどのような違いがあるのでしょうか?

(※)参照元アイシン公式HP

https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/about/environment/

電力供給時に発生する送電ロスが発電効率に影響する

従来の電力供給は、発電所で発電した電気を各ご家庭へ送電する際、送電線内で電圧変換や送電線の抵抗が起こり、電力が失われる現象「送電ロス」が発生します。

一方、エネファームはエネルギーとなるガスがそのままご家庭に供給され、エネファームで発電するため、火力発電よりも送電ロスを抑えることができるのです。

送電ロスを抑えるエネファームtype Sの発電効率とは

一般的な火力発電とエネファームtype Sとの発電効率の比較を行いました。

利用されないエネルギーエネルギー利用効率
エネファーム利用されない排熱:13%約87%
(電気55%+排熱32%)
火力発電送電ロスなど:4%
利用されない排熱・送電ロスなど(海へ廃棄):56%
約40%(電気のみ)

表からわかる通り、一次エネルギー100%のうち、火力発電では送電ロスなどにより40%しか電気に利用されませんが、エネファームtype Sなら、送電ロスがないため55%を電気に利用することができます。加えてエネファームtype Sでは、残り45%のうち32%を発電時に出る熱から給湯に利用できるため、合計87%の一次エネルギーを有効活用しています。

700W発電出来るエネファームtypeSの発電量

エネファームtype Sを利用すると、ガスと空気があれば24時間いつでも電気とお湯を生み出せます。
停電時も、ガスが利用できる状況であれば、最大約700Wの電気を利用できるようになります(停電時専用コンセントにて供給)。
※エネファームは24時間発電し続けられますが、ガスマイコンメータの保安機能を正常に作動させるために、26日間連続して発電した場合は、27日目に24時間以上発電を停止します。
この700Wを使えば、生活家電を初め、携帯電話の充電、照明など、最低限生活に必要な電気を賄うことができます。

使用電力の目安(ご使用例)

  • フルタイム稼働(電力供給が常に必要なもの)
    • 冷蔵庫:約200W
  • パートタイム稼働(使うときにだけ電力が必要なもの)
    • 液晶テレビ42型:約85W
    • パソコン:約50W
    • 携帯電話の充電:約15W
    • シャワー(給湯):約100W
    • 卓上LED照明:約20W
    • 扇風機:約40W
    • 床暖房:約180W

(※)参照元:株式会社アイシン公式HP

https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/about/resilience/
※ 使用電力の目安はあくまで一例です。実際の消費電力は、製品の種類、使用方法により異なります。
冷蔵庫など機種によっては消費電力が小さくても使用できないことがあります。

ご家庭の使用電力に合わせて発電

エネファームtype Sは各ご家庭の生活パターンに合わせて50W~700Wの範囲で発電量を調整します。
消費電力は、各ご家庭の生活リズムに応じて異なります。
もし電気使用量が700wを超えた場合は、購入電力から電気を利用することが可能です。
※実際の発電量はご家庭ごとに異なります。

(※)参照元:アイシン公式HP

https://www.aisin.com/jp/product/energy/cogene/enefarm/about/economy/

エネファームの働きを、いつでも確認できる

エネファームtype Sは、リモコンやスマートフォンの専用アプリから管理が簡単に行えます。
リモコンを無線LANルーターに接続して、専用のスマートフォンアプリから操作することにより、遠隔操作でお湯はりが行えることはもちろん、小さい子どもや離れて暮らす家族の見守りや健康管理にも活用可能です。

発電量や使用状況をひと目で確認できるエネルギーモニター

スマートフォンの専用アプリを利用することで、現在の発電量のほか、使用状況、お風呂の温度、タンクの貯湯量、給湯温度などがひと目で確認できる機能が備わっています。
電気の使用量や電気料金の目安などもわかりやすく表示できます。家族みんなのエコへの意識も高まっていくことでしょう。

エネファームとIoTの組み合わせによって、より使いやすく発電・給湯が行え、家族の生活効率アップにつながることでしょう。

賢くエコな生活を始めてみませんか?

エネファームtype Sは、エネルギーを有効活用して発電・給湯ができる設備です。
またIoT化により、生活効率アップが期待できる機器に進化しています。
非常時にもあると安心なエネファームの導入を、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

記事一覧に戻る

人気記事

キーワード