Hシリーズ「エグゼアⅣ」 低温暖化冷媒R32 を採用し、消費エネルギー効率を向上しました。

Hシリーズ「エグゼアⅣ」の特長

低温暖化冷媒R32 を採用し、消費エネルギー効率をさらに向上

APFp(期間成績係数)

GシリーズとHシリーズのAPFp
※
JIS B 8627 期間消費エネルギー量算出基準による。
※
ビル用マルチ、まとマルチ共通の値です。

CO2排出量比較

GシリーズとHシリーズのCO2排出量比較
※
100馬力相当の事務所物件を想定した当社試算結果に基づきます。
※
Hシリーズビル用マルチ/まとマルチ(ガス種:都市ガス13A)560形 × 5台 の場合です。
※
CO2排出係数は都市ガス13A の場合 2.29kg - CO2/Nm3、電気は 0.65kg - CO2/kWh で算出しています。
※
設置条件、運転条件により効果は異なります。

R32冷媒の安全対策詳細は、日本冷凍空調工業会ガイドライン「JRA GL-16」「JRA GL-20」をご確認ください。

2050年 カーポンニュートラルの実現に向け、「フロン排出抑制法」が改定され、低GWP冷媒(注1) 採用を規定する「指定製品化」が段階的に設定されました。 R32冷媒 は R410A冷媒 と比べて環境への影響が低減されますが、微燃性があるため取り扱いに注意 が必要となります。
(注1) GWP : 地球温暖化係数 CO2 の何倍の温室効果を有するかを表す値で、値が大きいほど温暖化影響が強い。
◉ 安全対策の設計手順
STEP 1安全対策の要否を判定
(室内ユニットを設置した各部屋で要否判定が必要)
▶
STEP 2安全対策が必要な場合
「検知器+警報器」を設置
▶
STEP 3安全対策装置(遮断弁 or 換気設備)を選択・設置
STEP 1安全対策の要否を判定(室内ユニットを設置した各部屋で要否判定が必要)
燃焼を防止するための適切な措置として、以下 2点 の検討が必要になります。
A 冷媒量を制限する
もしくは
B 遮断装置などの安全対策を行う
2点の検討
安全対策【必須】検知器 + 警報器+【選択】遮断弁 or 換気設備
必須
検知器
室内機
室内ユニット内臓※1
+
警報機
リモコン、集中制御機器
リモコン、集中制御機器※2
+
選択
遮断弁
遮断弁
or
換気設備
換気設備
+
かくはん装置標準搭載
※1
外気処理エアコン壁ビルトイン形、外気処理エアコン天井埋込ダクト形(加湿有タイプ)、外気処理エアコン天井埋込ダクト形(加湿無タイプ)の場合は別置きの検知器を設置する必要があります。
※2
集中制御機器 aTM(アドバンストタッチマネージャー)ADCM601C1、 aTC(アドバンストタッチコントローラー)ADCL401B1
漏えい高さとは
  • 漏えい高さは床面から冷媒漏えい想定箇所までの高さ。
  • 冷媒漏えい想定箇所は、室内ユニットの設置高さもしくは、
    配管接合部(ろう付けまたはねじ接合継手は除く)の内、最も低い高さ。
室内ユニット設置時
※
設置高さが不明な場合、室内ユニットのタイプによって下図★印の数値とします。
ただし、実際の設置高さが★印の値より低い場合は、低い方の設置高さを漏えい高さとします。
◉ 壁掛形の場合
壁掛形の場合
◉ 天井吊形の場合
天井吊形の場合
◉ 天井埋込カセット形の場合
天井埋込カセット形の場合
◉ フレア継手使用の場合
フレア継手使用の場合
床置形の設置高さは、床面から室内ユニットの空気吹出口の上端までの高さに
かくはん高さを反映 した値で、形態ごとに下図のようになります。
◉ 床置ローボーイ形の場合
床置ローボーイ形の場合
◉ 床置ダクト形の場合
床置ダクト形の場合
◉ 床置ダクト形の場合(ダクト吹き出し)
床置ダクト形の場合(ダクト吹き出し)
室外ユニット設置時も制約および注意事項があります
◉ 半地下設置の場合
地上で 1.2m 以上の
高さの壁で囲まれた空間
半地下設置の場合1 計算式
式が成り立つ場合、冷媒検知警報器を設置
m:出荷時封入量+追加充填量(kg) A:床面積(㎡) G:LFL(kg/㎥)
 
周囲の地面より
1.2m 以上くぼんだ空間
半地下設置の場合2
he
:上吹室外ユニット→製品高さ×0.8
:横吹室外ユニット→製品高さ
◉ 狭小地設置の場合
室外ユニットまたは
障害物と壁との距離
< 0.6m
狭小地設置の場合
式が成り立つ場合は施工不可。
(室外ユニットが設置されてい
る場合の片側は閉鎖可)
※
詳細は JRA GL-16、JRA GL-20 をご確認ください。
※
冷媒検知警報器を設置する場合、室外ユニットに冷媒検知センサー設置(特注品)と関係者がいる部屋に警報器(現地調達)の設置が必要な場合があります。
空調機を設置する部屋ごとに安全対策の要否判定を行っていただき、安全対策が必要になった場合は、
「検知器 + 警報器」 を設置したうえで、「遮断弁 or 換気設備」 での対策を講じる必要があります。
詳細は、日本冷凍空調工業会ガイドライン「JRA GL-16」「JRA GL-20」をご確認ください。
STEP 2「検知器 + 警報器」を設置(安全対策が必要な場合、設置が必須)
検知器検知器(冷媒漏えいセンサー)は室内ユニットに内蔵しています
漏えいを検知すると冷媒漏えいの信号を送り、警報器や遮断弁、換気設備などの安全対策設備を稼働させます。 検知器を室内ユニットに搭載していると、施工時に検知器の設置位置の検討が不要になる他、見積もり忘れ防止にも貢献できます。
  • 本製品には冷媒漏えいセンサー(JRA4068適合品)が搭載されています。本冷媒漏えいセンサーは JRA4068 に基づいて5年ごとに交換が必要です。 エラーコードにて交換時期をお知らせしますので、すみやかにご購入された販売店などへご相談ください。可燃性ガス(プロパン、ブタン、メタンなど)を使用するガス機器、殺虫剤やヘアスプレーなど可燃性ガス(LPGなど)を使用したスプレー類、煙や薬剤、塗料を近くで使用する環境には設置しないでください。冷媒漏えいセンサーが反応し、異常を表示して運転できなくなる場合があります。
  • 一度反応した冷媒漏えいセンサーは、新しい冷媒漏えいセンサーへの交換が必要となります。
ポイント1
検知器の追加設置が不要です(注1)
○フレアレス接続○フレア接続
室内ユニットには検知器が標準搭載されているため(注1)、配管接続部がフレアレス接続(ISO14903適合)の場合、天井の有無にかかわらず、別置検知器の追加設置検討は不要です。これにより、検知器の手配や配線工事の増加といった手間が発生しません。
フレアレス接続
フレアレス接続
配管接続部がフレア接続でスケルトン天井採用の場合は、別置の検知器が必要です
フレアレス接続 ガイドラインの規定上、熱交換器内部検知器は配管接続部の漏えいを検知しない想定
(注1)
外気処理エアコン 天井埋込ダクト形、外気処理エアコン 天井埋込ダクト形(加湿器無タイプ)、外気処理エアコン 壁ビルトイン形は内蔵していないため、 別置の冷媒漏えいセンサー BRYG32A(オプション品)の設置が必要になります。
ポイント2
小部屋ごとにダクトを分岐設置する場合などは室内ユニット 1台 に対して
最大 9個 まで別置型漏えい検知センサー(オプション品)の設置が可能です
NEW
拡張基板(オプション品)を追加することで、1枚 あたり最大 4個 の別置型冷媒漏えいセンサー(オプション品)が接続可能。拡張基板は最大 2枚 まで連結できるため、1台 の室内ユニットに対して最大 9個 のセンサーを追加設置できます。
配線図
(注2)
換気対策時(遮断弁ユニット接続無し)は室内ユニット~拡張基板まで直接配線してください。
(注3)
外気処理エアコンは遮断弁による対策ができませんので、換気対策にて安全対策を満たすような設計をお願いします。
配管接続部
室内ユニットの配管接続部に、漏えい箇所から除外されるフレアレス接続(ISO14903適合)を標準で採用しているため、室内ユニットに検知器が内蔵されていれば、検知器の追加設置は不要となります。
配管接続部はマーキングゲージ機能付き樹脂ナットがついており、フレアレスジョイント(注4) で接続する際の差し込み位置をマーキングすることができます。
施工前後
(注4)
フレアレスジョイントを一度装着・脱着した後に再度配管接続を行うことはできません。再接続の際は、別途交換用フレアレスジョイントをご手配ください。
警報器
液晶ワイヤードリモコン・
集中制御機器に標準装備
液晶ワイヤードリモコン・集中制御機器(aTM/aTC)に警報器を標準装備し、冷媒漏えい時に警報音、LEDライトなどによって警報を発報します。
液晶ワイヤードリモコン ABRC1G5
リモコン ABRC1G5
集中制御機器(aTM/aTC) ※
集中制御器
※
集中制御機器
aTM(アドバンストタッチマネージャー)ADCM601C1、
aTC(アドバンストタッチコントローラー)ADCL401B1
STEP 3安全対策装置「遮断弁 or 換気設備」を選択・設置
遮断弁
検知器 + 警報器 + 遮断弁 の場合
ガス管と液管
換気設備
検知器 + 警報器 + 換気設備 の場合
換気、検知器警報機の繋がり
安全対策として換気設備を選択した場合、1室 あたりの必要換気量 163m3/h を確保した上で、室内ユニットの使用・不使用、居室への在・不在にかかわらず、次のいずれかに対応する必要があります。
換気設備は 24時間 連続で運転し、管理責任者以外の者による停止や、メンテナンス以外の理由で停止されないようにする
または
検知器によって冷媒漏えい時に換気設備を自動的に作動させる
回路検査安全対策が必要な部屋には 1年 に 1回 以上実施が必要
液晶ワイヤードリモコンまたは
集中制御機器から回路検査が可能
空調システムの冷媒の漏えいを想定した条件で、検知器の信号によって警報装置が発報し、遮断弁または換気設備が正しく作動することを確認する検査です。
液晶ワイヤードリモコン ABRC1G5
●
フルメニュー内の「回路検査」で室内機と接続している安全対策設備が正常に接続されているかを確認
リモコンの画面遷移
集中制御機器(aTM/aTC)
●
管理室から一括で回路検査が可能
集中制御機器の画面遷移
対策の違い安全対策には「遮断」と「換気」の2種類の方法があります
遮断と換気
環境性や快適性など総合的に考えると「遮断する」方法がおすすめです
室内ユニットごとに遮断弁の設置をおすすめします
安全対策不要のため遮断弁を取り付けなかった場合
▶
レイアウト変更が大変、安全対策が必要になるとさらに大変
オープン当初
▶
レイアウト変更時
冷媒抜いて、配管切って、施工して、冷媒充填…結局、追加設計が必要か・・・
安全対策不要でも、事前に遮断弁を取り付けていると
▶
現地設定の変更だけで安全対策完了!
オープン当初
小部屋設置やレイアウト変更が発生
しやすい部屋こそ、遮断弁接続で
快適&省エネ機能を活用しましょう。
▶
レイアウト変更時
遮断する 換気する
環境性
冷媒漏えい時に
大気への放出が
最低限
冷媒漏えい時に
大気へ全て放出
快適性
冷媒漏えい時も
個別運転可能

※漏洩箇所によっては
運転できない場合があります
冷媒漏えい時は
全数停止
設計・施工性
設置位置は
対象の室内ユニットから
30m以内
163m3/h 以上の
換気が必要
大部屋は30m3/(h・人) の
換気要件を守れば
多くは追加設置不要
点検口の
追加設置が
必要な場合あり
小部屋は
過剰換気になる
可能性あり
レイアウト変更に
対応可能

(天井の無層、部屋の仕切り)
メンテナンス性
回路検査は
自動判定可能
回路検査時に
風量チェックの
必要あり
警報器の設置①~③のいずれかのパターンで警報器を設置してください
①全ての部屋に個別リモコン(警報器) を設置する場合
同一部屋であれば
グループ制御でも
警報可能です。

①各系統に警報器リモコン を設置する場合

①集中制御機器 器を警報器とする場合(アドバンストタッチマネージャー/アドバンストタッチコントローラー)
回路検査を行うのは、管理者様ご自身になります
重要機器管理者(ユーザー)様へ
回路検査は実施の記録を残す必要があります。
重要施工管理者様へ
安全対策の実施方法を記録に残しておかないと、
後の回路検査が困難となります。
回路検査記録表
※ エグゼアおよび GHP XAIR(ロゴ)は東京ガス株式会社および東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の登録商標です。
※ 掲載記事・写真・図表などの複製、無断転載を禁止します。