電源自立型空調 GHP ハイパワープラス 停電時でも空調できる!電気が使える!電源自立型空調「 GHP ハイパワープラス」
近年多発する自然災害などにより、避難所機能の確保や BCP 対策のニーズが高まっています。GHP ハイパワープラスは、 通常時は省エネ性に優れ、停電時には自立運転・電力供給機能を備えた GHP です。

停電時でも空調ができる!電気が使える!電源自立型空調「GHPハイパワープラス」

HiPOWER+
電源自立型空調「GHPハイパワープラス」は、停電時においても、電力供給なしで運転を開始し、発電した電力で空調、照明、通信機器などの使用を継続可能とする「自立発電運転」機能が搭載されています。 「停電対応 GHP」として、不測の事態に備える心強い味方です。
停電時でも、燃料ガスの供給は必要です。
GHPXaier2 自立運転時発電機出力最大4.5kW GHP XAIR
受注生産品
ABGP560F2ND, ABGP560F2PD
56kWタイプ(20馬力相当)

特長1自立運転時、「空調+発電」、または「発電のみ」の 2 モードから選択可能

通常時は省エネ空調運転を行い、自立運転時は季節や状況に合わせて「空調(注1)+発電」モード、または「発電のみ」モードのどちらかを選択可能です。
  • 空調が必要な場合は、「空調+発電」モード
  • 中間期など、空調が不要な場合は、「発電のみ」モード
■切替スイッチイメージ
切替スイッチイメージ
(注1)
自立運転時の空調能力は冷房 45.0kW 相当(参考値)となります。また、室内ユニットは全台温調運転もしくは停止となります。

特長2自立運転時、電源出力最大3kVA(注1)。空調以外にも電力使用可能(注2)

自立運転:空調を使う場合
空調以外の用途に
最大 2kVA までの電力が使用可能です。
教育機関などにおける避難所や災害対策本部などの予備電源として、照明、携帯充電、テレビ、パソコンなどに使えます。
自立運転:空調を使わない場合
発電モードのみの運転も
可能です。(最大 3kVA(注1))
空調が不要である中間期などには、発電専用として 3kVA の容量を空調用途以外で使えます。
(注1)
室外ユニット自己消費分を差し引いたものが3kVAです。
(注2)
非常用電源(非常用エレベーター、火災報知器、消火ポンプなど)は除きます。
(注3)
  • 右記の図は電気機器選びの際の目安を示しています。 実際の電気機器の「消費電力」「必要発電量」は機器によって異なりますので、使用機器の消費電力をお確かめください。
  • モーターを搭載した電気機器はモーターの起動時に定格消費電力の 2~3 倍の電力を必要とします。 自立発電コンセント容量を超える起動電力が必要な電気機器を接続すると、過負荷を検出し、自立運転を停止する場合があります。
  • 本製品は、生命や財産が損害を受けるおそれのある電気機器に接続しないでください。
  • 自立運転を開始しますと、自動的に機器に電源が供給されます。 このため、ストーブなど、起動前に周囲の安全確認が必要な機器については、自立発電電力が供給されてから、機器の電源を入れてください。
(注4)
右記の図は蛍光灯選びの際の目安を示しており、各蛍光灯タイプが接続できる最大容量です。
GHP ハイパワープラスで
接続可能な電気機器例(注3)
と一般的な消費電力
最大3kWAまで使用可能 室外機 GHPハイパワープラスで接続可能な電気製品例
W=VA×力率です。
機器のW 表示の消費電力は力率 100% の場合です。
詳しくは GHP 総合カタログの「●接続できる電気機器の一例」、「●接続できる蛍光灯の容量」をご参照ください。
自立運転時に使用不可の電気機器例
火災報知器,消化ポンプ
詳しくは GHP 総合カタログの「●接続してはいけない電気機器」ご参照ください。
ポータブル発電機
などが不要
イニシヤルコスト低減 1 イニシャルコスト低減
ポータブル発電機などの発電設備が不要です。
ランニングコスト低減 2 ランニングコスト低減
ポータブル発電機に必要な定期的な燃料交換や燃料の貯蔵、調達の手間が不要です。

特長3系統連系協議が不要

1 イニシャルコスト低減
系統連系盤、CT(変流器)が不要です。
2 系統連系協議の手間を省きます
面倒な電力会社との系統連系協議が不要です。
系統連系とは GHP で発電した電力を商用電源に供給することです。「GHPハイパワープラス」では、系統連系を行わず、特定の範囲のみへ発電した電力を供給します。

GHPハイパワープラスの運転概要空調発電モードの場合 (自立ボックス、自立切替盤を利用)

通常時
通常時
自立運転起動時(空調+発電)
自立運転起動時(空調+発電)
自立運転時(空調+発電)
自立運転時(空調+発電)

(注1)現地調達にて、負荷ごとにブレーカーを設置することを推奨します。

本運転概要図はオプション品(AGLS2A)を採用した場合の運転概要図となります。
抵抗負荷以外の機器(モーターなど)を接続する場合は、力率や突入電流の影響で定格出力がカタログ値より下回る場合があります。
停電時に自動的に自立運転を開始しません。お手数ですが、お客様にて自立切替盤で運転開始操作を行ってください。
システム構成についてのご案内 自立ボックス、バッテリー、自立切替盤は必須手配品となります。自立切替盤、 自立運転スイッチは当社オプション品もしくは現地調達品をご利用ください。(詳細は GHP 総合カタログをご参照ください。)

GHPハイパワープラスの運転概要発電のみモードの場合 (自立ボックス、自立切替盤を利用)

通常時
通常時
自立運転起動時(発電のみ)
自立運転起動時(発電のみ)
自立運転時(発電のみ)
自立運転時(発電のみ)

(注1)現地調達にて、負荷ごとにブレーカーを設置することを推奨します。

本運転概要図はオプション品(AGLS2A)を採用した場合の運転概要図となります。
抵抗負荷以外の機器(モーターなど)を接続する場合は、力率や突入電流の影響で定格出力がカタログ値より下回る場合があります。
停電時に自動的に自立運転を開始しません。お手数ですが、お客様にて自立切替盤で運転開始操作を行ってください。
システム構成についてのご案内 自立ボックス、バッテリー、自立切替盤は必須手配品となります。自立切替盤、 自立運転スイッチは当社オプション品もしくは現地調達品をご利用ください。(詳細は GHP 総合カタログをご参照ください。)

GHP ハイパワープラス 自立ユニット

調には
アイシン GHPハイパワープラス
自立ユニット(バッテリー・自立切替盤一体型)は学校体育館などのハイパワープラス複数台設置時に最適
受注生産品 GHP XAIRⅡ HiPOWER+
GHPXAIREⅡ

体育館の避難所利用に必要な「空調」と「電力」を提供します。

避難施設として使用されることもある学校は、万が一を想定した対策が必要となります。 アイシンの「ハイパワープラス」は、消費電力は EHP の 1% 以下(注1)。 平常時は、生徒の熱中症対策に、災害時には、冷房・暖房による温度管理をすることで避難者の健康への影響を最小限に抑えます。 また、停電時でも発電をしながら空調が可能なため、情報収集のためのテレビやラジオ、携帯電話の充電や、照明に必要な電力を供給できます。
(注1)
通常運転時冷暖平均、EHP 560 形との比較。GHP の値は JRA 4058、EHP の値は JRA4002 による条件に基づいています。
  • 自立運転時に利用可能な電力例(注3)
自立運転供給電力最大6kVAまで
避難所(体育館)イメージ
(注2)
自立運転時供給電力とは空調以外の用途に使える電力量を表します。この場合空調用途は合計 3kVA まで使えます。
(注3)
ハイパワープラス室外ユニット × 3台、天井吊形室内ユニット AXHP140NA × 12台、自立ユニット(バッテリー・自立切替盤一体型)利用時。
(注4)
空調は全台同時運転となります。
本製品は、生命や財産が損害を受けるおそれのある電気機器に接続しないでください。その他の注意事項につきましては、GHP 総合カタログおよび自立運転操作説明書をご確認ください。
  • 設置イメージ
ハイパワープラス室外ユニット 3台設置時室外ユニット 1台に対して、自立ボックスと自立切替盤を 1台ずつ導入の場合
設置イメージ
ハイパワープラス 1台に対して自立ボックスと自立切替盤が 1台ずつ必要
自立ユニット  バッテリー・自立切替盤一体型の場合
自立ユニット
自立ボックス、自立切替盤の機能が自立ユニット 1台にまとめられます。 1台の自立ユニットでハイパワープラス 3台まで対応可能です。
  • システムイメージ図  自立運転時 自立ユニット(バッテリー・自立切替盤一体型)を利用した場合(注1)
避難所(体育館)イメージ
(注1)
ハイパワープラス室外ユニット × 3台、天井吊形室内ユニット AXHP140NA × 12台、自立ユニット(バッテリー・自立切替盤一体型)利用時
(注2)
空調は全台同時運転となります。
(注3)
現地調達にて、負荷ごとにブレーカーを設置することを推奨します。
(注4)
現地でトランスを別途調達いただければ、AC100V の照明を使うことも可能です。
(注5)
自立ユニット(バッテリー・自立切替盤一体型)で AC100V の電気機器を接続する場合、系統ごとにトランスキット:AGLS-TR(オプション品)が必要です。
抵抗負荷以外の機器(モーターなど)を接続する場合は、力率や突入電流の影響で定格出力がカタログ値より下回る場合があります。
停電時には自動的には自立運転を開始しません。お手数ですがお客様にて“自立切替盤”で運転開始操作を行ってください。

接続可能室内ユニット

GHPハイパワープラスに接続可能な室内ユニットは 6タイプ(45~160形)
天井埋込カセット形
ラウンドフロータイプ
天井埋込カセット形
S-ラウンドフロータイプ
天井埋込カセット形
エコ・ダブルフロータイプ
天井埋込カセット形 ラウンドフロータイプ(AXFP-NA) 天井埋込カセット形 センシングフロータイプ(AXFP-EA) 天井吊形(AXCP-EA)
※ 写真のパネルはエコパネルとなります。
AXFP-NA AXFP-EA AXCP-EA
天井埋込カセット形
シングルフロー(コーナー)タイプ
天井埋込ダクト形 天井吊形
天井埋込カセット形 シングルフロー(コーナー)タイプ(AXKP-EB) 天井埋込ダクト形(AXMP-CB) 天井吊形(AXHP-NA)
AXKP-EB AXMP-EB AXHP-NA
■接続可能室内ユニット容量
タイプ 容 量
45形56形71形80形90形112形140形160形








ラウンドフロータイプ
AXFP-NA
赤丸 赤丸 青丸 赤丸 赤丸 赤丸 青丸 赤丸
S-ラウンドフロータイプ
AXFP-EA
赤丸 赤丸 青丸 赤丸 赤丸 赤丸 青丸 赤丸
エコ・ダブルフロータイプ
AXCP-EA
赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸
シングルフロー(コーナー)タイプ
AXKP-EB
赤丸 赤丸 赤丸
天井埋込ダクト形
AXMP-EB
赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸 赤丸
天井吊形
AXHP-NA
赤丸 赤丸 青丸 赤丸 赤丸 赤丸 青丸 赤丸
赤丸 は F2シリーズ GHP ハイパワープラスより接続可能となった室内ユニットです。
室外ユニットと室内ユニットを同一電源とし、自立モードで空調しない場合は、Gシリーズビル用マルチ/まとマルチ 560形(単独設置)の場合と同じ機種、台数の室内ユニットが接続可能ですが、接続可能容量は 96.4 ~ 130% となります。
室外ユニットと室内ユニットを別電源とし、自立モードで空調しない場合は、Gシリーズビル用マルチ/まとマルチ 560形(単独設置)の場合と同じ機種、台数、接続可能容量の室内ユニットが接続可能です。
新旧室内ユニットが同一系統に混在する場合は、当社営業所までお問い合わせください。
上記以外の機種・容量の組み合わせについては、当社営業所までお問合せください。
室内ユニット接続可否判定フローチャートはこちら

GHPハイパワープラス設置事例

光南工業株式会社様 詳細はこちら 光南工業株式会社様
湘南とびうお体操クラブ様 詳細はこちら 湘南とびうお体操クラブ様
エグゼアおよび GHP XAIR(ロゴ)、GHPハイパワープラスおよび HiPOWER+(ロゴ)は東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の登録商標です。
商標「ラウンドフロー」、「S-ラウンドフロー」はダイキン工業株式会社の登録商標です。
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