Gシリーズ「エグゼアⅢ」 さらなる効率化を実現した Gシリーズ「エグゼアⅢ」
2020年の省エネ大賞受賞に続き、2021年、日本ガス協会技術賞/ヒートポンプ・蓄熱センター振興賞の W 受賞を果たしました。
今、世界は温暖化による気候変動や自然災害、エネルギー問題などの世界規模の社会課題に直面しており、これらの社会課題の解決は喫緊の課題となっております。

当社エネルギー事業は、30年以上省エネルギー製品の開発を続けており、ガス機器では GHP、家庭用コージェネレーションシステム「エネファーム」、「コレモ」など、時代における社会ニーズに対応したエネルギー商品を提供し続けています。
これからも、GHP などのクリーン・高効率なエネルギー関連商品の普及や進化、グローバル展開により、環境問題などの社会課題の解決に貢献するとともに、将来の脱炭素社会に欠かせないエネルギーシステムサプライヤーを目指してまいります。

Gシリーズ「エグゼアⅢ」の特長

室外ファン制御、冷媒・排気系統の見直しによりさらに効率向上
室外ファン制御、冷媒・排気系統の見直しにより効率向上を図り、全機種において APFp2.09 以上を実現。従来 Fシリーズ「エグゼア Ⅱ」からエネルギー消費効率を平均約 10% 向上させており、年間消費エネルギーの削減、CO2 排出量の削減に貢献
  • 「エグゼア Ⅲ」能力別 APFp(期間成績係数)
「エグゼア Ⅲ」能力別 APFp
東京・事務所の場合。
JIS B 8627 : 2015期間消費エネルギー量算出基準による
「⊿T制御」採用により省エネ
省エネ制御「⊿T制御」を採用し、⊿T(=室内ユニット吸込温度-設定温度)が一定値以下となった場合に制御を開始し、⊿T および ⊿T の変化量に応じてエンジン回転数を調整するので省エネ
  • 従来機種
従来機種
  • Gシリーズ「エグゼアⅢ」
矢印 Gシリーズ「エグゼアⅢ」
条件によっては⊿T制御にならない場合があります。
軽量でコンパクト
主要部品構成の見直しにより最大 14% の軽量化を実現。従来機種から継続のコンパクト設計で設置スペースはコンパクト
  • 重量比較
重量比較
臭気低減仕様の場合。
  • 設置面積
設置面積
過酷な環境下でも快適な冷暖房を実現
高外気温冷房
外気温 50℃ でも冷房運転継続!
パワフルな暖かさ
ガスエンジンが叶えるスピーディパワフル暖房。
積雪時でも快適暖房!
  • 従来の室外ユニットの場合
吸込口付近の温度が43℃以上
GシリーズエグゼアⅢ なら
吸込温度最大 50℃ まで冷房運転継続可(注1)
(注1)
運転継続は可能ですが能力が下がる場合があります。
スピーディ暖房・パワフル暖房
除霜運転レス(注2)・雪飛ばし制御採用で
積雪時でも快適暖房を継続(注3)
(注2)
外気温 2℃ まで除霜運転が入りません。
(注3)
積雪地域では、雪が空気吸込口を塞いだり、室外ユニットの中に入り込んで内部が凍結しないよう、防雪フードを設けてください。
定期点検部品の長寿命化
オートテンショナーの採用により圧縮機駆動に必要な張力を自動でベルトに付与されるため、低張力化により寿命が延長。オイルフィルターやエアエレメントの交換時期も変更。(=交換、=点検・調整)
Gシリーズ
1回目 2回目 3回目
メンテナンスインターバル 10,000h または 6年 20,000h 30,000h
点検・交換
項目
(抜粋)
オイルフィルター
エアエレメント - 不要 - 不要
圧縮機ベルト
Fシリーズ
1回目 2回目 3回目
10,000h 20,000h 30,000h
高いリニューアル施工性
既設配管で当社冷凍機油(NL10)以外の冷凍機油を使っていても、そのまま配管は利用可能。
リニューアル前機種の冷凍機油の種類や組み合わせ、使用状況によって、洗浄が必要な場合があります。
 
リニューアルの際には必ず、リニューアル対応マニュアルおよび施工説明書をご確認のうえ、ご検討ください。
エグゼアおよび GHP XAIR(ロゴ)は東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の登録商標です。
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