Fシリーズ「エグゼアⅡ」 省エネ・節電時代を牽引するガス冷暖房システム Fシリーズ「エグゼアⅡ」
2014年 4月に改正された省エネ法では、一定以上のエネルギー(注1)を使用する事業者は従来の「省エネ」に加え、電気需要の平準化対策として、夏期と冬期の昼間の「節電」が求められています。 また、学校や大型物販店などでの空調設備導入の増加により、大型機へのニーズは高まっています。 このような背景から、Fシリーズ エグゼアⅡが登場。冷媒配管を共有し、冷暖同時の最適運転を実現する「冷暖フリータイプ」もシリーズに加わり、省エネ性、設置性に優れた豊富なラインアップで、中・大規模店舗や学校、事務所など幅広いお客様の GHP 導入を支援していきます。
(注1) 1年間のエネルギー使用量が原油に換算して 1,500kl 以上

Fシリーズ「エグゼアⅡ」の特長

従来機よりも低負荷運転領域の効率がアップし、省エネ性が向上している点が特長です。
しかも、コンパクトで軽量!「新たな省エネ技術」の結集で実現した “Fシリーズ「エグゼアⅡ」” をご紹介いたします。
省エネ性

ファン周辺部の形状を最適化したことにより、消費電力が低減し、送風効率が向上しました。
詳しくは technology3 へ→
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省エネ性

熱交換器の伝熱性能向上により効率的な熱交換が可能になりました。
詳しくは technology1 へ→
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省エネ性

冷媒流路を見直して、冷媒圧力の損失を低減し、効率が向上しました。
詳しくは technology2 へ→
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エグゼアⅡ
コンパクト

熱交換面積が拡大しても、設置スペースは従来機と同様の面積!
詳しくは merit1 へ→
豊富なラインアップ

450形・560形・710形・850形ともにフルラインアップ。(注1)
詳しくは merit3 へ→
省エネ性

低粘度オイルの採用でエンジン内の抵抗を減らし、燃費が向上しました。
詳しくは technology4 へ→
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※ イメージ図
(注1)
ラインアップは機種により異なります。
省エネ性向上の取り組みにより、Fシリーズ「エグゼアⅡ」は、
低負荷運転領域の機器効率がアップしています!
XAIRⅡ
実際の建物での空調利用は、フル稼働(定格運転)は少なく、エアコンの能力をシチュエーションに応じてコントロールする部分負荷運転が大半です。 そこで、Fシリーズ「エグゼアⅡ」は低負荷運転領域にも着目し、機器効率アップに向けた開発を行いました。
■空調負荷率と機器効率の関係(イメージ) 低負荷運転領域の機器効率を改善
APFp(期間成績係数)
APFp(期間成績係数)
東京・事務所の場合。
JIS B 8627 : 2015 期間エネルギー量基準による。
F2シリーズ ビル用マルチ、まとマルチ(ガス種:都市ガス 13A および LPガス(い号プロパン))共通の値です。
冷暖フリーおよび GHP ハイパワープラスは、JIS B 8627 に規定された製品ではないためグリーン購入法の適合を判断する対象から除外されています。
2015年10月 より、期間成績係数が従来規格の「APF」から新規格「APFp」に変更になりました。詳細は GHP 総合カタログをご参照ください。
さらに、Fシリーズ「エグゼアⅡ」は、
消費電力が少ないので、電力ピークカットに貢献!
消費電力量比較
EHPに比べ約1/18
定格時冷暖房平均、F2シリーズビル用マルチ 450〜850形(ガス種:都市ガス 13A および LPガス(い号プロパン))平均。
EHPの値は JRA 4002 : 2013R に基づいています。
GHPの値は JIS B 8627 : 2015 に基づいています。
1 日の電力需要(イメージ)
GHPなら大幅節電!
改正省エネ法にも有効

高効率化の実現による省エネ性向上

technology1熱交換器の伝熱性能向上

熱交換器の列数を、従来の 2 列から 3 列へ増加し、サイズも見直して、伝熱面積を拡大させました。 追加した列は高温の冷媒ガスの冷却過程として用いることで、空気と冷媒の温度差を大きくすることができ、熱交換性能が向上しました。
従来機とF1シリーズの冷却イメージ

technology2冷媒流路の見直しにより冷媒圧力の損失を低減

Fシリーズ「エグゼアⅡ」は、四方弁とアキュームレーターの間にバイパス回路を追加(注1)し、また、一部の冷媒配管をサイズアップすることで圧縮効率を向上させ、冷媒圧力の損失を低減。省エネ性を高めることに成功しました。
従来機とF1シリーズの圧力損失
(注1)冷暖フリーを除く。

technology3ファン周辺部の最適化

室外ユニットファンとファンシュラウドの隙間(下図a)、ラップ量(下図b)の寸法を見直し、最も効率よく必要風量を確保できるようファンシュラウドの形状最適化などを行ったことによりファンの消費電力を低減しました。
■横から見た場合
ファン出力を最大限に活用可能に
■上から見た場合
上から見たファン

technology4エンジンオイルの低粘度化

エンジンオイルは摺動部を潤滑し、摩擦抵抗を低減させる役割を担います。低粘度オイル(FL-10000G)は、粘りが少なく “さらさら” なオイルであるため、エンジン内の抵抗を減らし、燃費が向上しました。
F1シリーズで燃費を向上

優れた設置性と多彩なラインアップ

merit1ダントツのコンパクト性

Eシリーズのコンパクト設計や、一方向(正面)のみからの定期点検を継承することで “ダントツ” の省スペースを実現しました。コンパクトで、設置性に優れているので、都市部の学校や大型物販店など省スペース設置ニーズに対応します。
業界最小の設置面積 従来シリーズと同じ設置スペース

merit2設計自由度の向上

第一分岐以降の配管長差、最遠配管長が拡大し、Eシリーズより設計自由度が向上しました。
第一分岐以降の配管長差
(ℓ-a)
第一分岐以降の最遠配管長
(ℓ)
40m以下→70m以下 60m以下→90m以下
(注1)40m 以上の場合、室内ユニットの高低差に制限があります。
配管長/最遠配管長

merit3豊富なラインアップ

Fシリーズのラインアップは全 4タイプ、7種類。
各タイプにリニューアル対応機をご用意しています(一部機種を除く)。 冷暖フリーGHPの詳細はこちら
■Fシリーズラインアップ(ガス種:都市ガス13A・12A、LPガス(い号プロパン))
容量 タイプ
450形 560形 710形 850形
ビル用マルチ ★(注1) ○
まとマルチ ★(注1) ○ ○
冷暖フリー ★ ○ ○ ○
GHPハイパワープラス ○
(注1)
寒冷地仕様のみとなります。
★印はリニューアル対応機も取りそろえております。
LPガス(い号プロパン)をご使用の場合は、ガス種の設定が必要です(GHPハイパワープラスを除く)。詳しくは GHP 総合カタログをご確認ください。
GHPハイパワープラスは都市ガス 13A、LPガス(い号プロパン)のみです。都市ガス 12A はありません。寒冷地仕様、塩害寒冷地仕様の設定はありません。
 
空調でこんなお悩みはありませんか?
チェック
老朽化した空調機をリニューアルして、ガス代や電気代を削減したい!
旧型のGHPから高効率化した GHP へのリニューアルで、ガス消費量・消費電力量を低減できるので、エネルギーコストを削減できます。
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フロアに余裕をもたせて、新規システムの導入に備えたい
既設の複数の室外ユニットを 1台 にまとめて省スペース、軽量化。建物構造への負担を軽減できます。配管もまとまるため、工事にかかる費用を削減できます。
F1シリーズで解決! 
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空調機を更新したいが、業務をストップさせたくない
GHP はもちろん EHP の既設配管を配管洗浄レスでそのまま利用(注1)できるため、工期を短縮でき、業務への影響を最小限に抑えられます。
(注1)
設置状況、機種によって洗浄が必要な場合があります。
商標 「エグゼアⅡ」、エグゼアⅡロゴマーク、「GHPハイパワープラス」、GHPハイパワープラスロゴマークは東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社の登録商標です。
冷暖フリーGHPはダイキン工業株式会社との共同開発品です。
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