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エネファーム導入でZEHの補助金がもらえる?

2022/03/24 (更新日:2022/05/19)

エネファームを導入すると、ZEH補助金がもらえる可能性があります。

補助金をもらうためにはいくつかの条件を満たす必要があります。
ここではZEHを検討中の方のために、ZEHとエネファームについて詳しくご紹介します。

この記事の目次

ZEHとは

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、

  • 断熱材や断熱窓によって住宅の断熱性能を高め、冷暖房や照明などでエネルギー効率の良い設備を導入し、
  • 発電システムや燃料電池などの創エネ設備でエネルギーを創り出して、
    電気やガスを生み出すために使用する石油や天然ガスといった一次エネルギー消費量を、
    年間でプラスマイナスゼロにすること

を目指した住宅です。
つまり、省エネ性能が高く、1年間で、使うエネルギーと創るエネルギーが同じになる住宅のことです。 

(※)参照元:ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について
– 省エネ住宅 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
  • 断熱性能の高い壁や窓を設置してエネルギー消費を抑える
  • 省エネ性能の高いエアコン、照明、給湯器などの設備を導入する
  • エネファームや太陽光発電など自家発電(創エネ)できる設備を備える

といった、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つの取り組みがポイントになります。

ZEHでは、こうした「断熱」「省エネ」「創エネ」の3つが揃うことで、快適性を保ちつつ、
光熱費、CO2が削減できるというメリットがあります。

これから家を建てるなら、ZEH仕様を視野に入れると良いでしょう。

ZEHの条件

ZEHとして認定を受けるためには以下の4つの基準を満たしている必要があります。


1.強化外皮基準を満たしている

強化外皮基準とは、住宅の外壁や屋根、天井、床、窓といった外皮の断熱性能を示す基準のこと。
強化外皮基準において、満たさなければならない数値が「UA値」です。
「UA値」とは、「どれくらいの熱を、住宅の中にとどめておけるか」を表す数値のことで、
値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

北海道に近いほど家庭で使われる電気やガス、石油などのエネルギー消費量が多く、
沖縄に近いほどエネルギー消費量が少ないため、
地域により0.4~0.6W/㎡Kの規準が設けられています。

2.再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量削減

再生可能エネルギーとは、太陽光や水力、風力といった資源が枯渇しないエネルギーのこと。
一方で、一次エネルギーとは、資源が枯渇する可能性がある石油や天然ガスのことを言い、
基準一次エネルギーとは、エアコンや給湯等を使うことで消費される、一次エネルギー消費量の基準のことを言います。

消費量は地域、使用する設備の種類や性能によって異なるため、住宅によって基準も変動します。
つまり、発電システムや燃料電池によってエネルギーを創り出す創エネや、消費エネルギーを抑える省エネ家電を活用して、20%以上の一次エネルギーを削減する必要があるということです。


3.再生可能エネルギーを導入

太陽光を使った太陽光発電システム、水力を使った水力発電システム、風力を使った風力発電システムなど、自然界に存在する資源を活用した再生可能エネルギーシステムを導入する必要があります。


4.再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から 100%以上の一次エネルギー消費量削減

年間を通して、一次エネルギー(石油や天然ガスなど)の消費量よりも、
再生可能エネルギーシステムで生み出した基準一次エネルギー(電気やガスなど)の消費量が上回らなければなりません。

(※)参照元:[PDF]経済産業省 ZEHロードマップ検討委員会

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/pdf/016_01_02.pdf

ZEHよりも省エネ基準を強化した「ZEH+」「次世代ZEH+」とは

「ZEH+」とは、簡単に言えば、ZEHよりも省エネ基準が高くなった規格で、
基準一次エネルギーの消費量をZEHよりも抑えたり、住宅の断熱性を強化したりすることでクリアできます。

さらに、ZEH+よりも新しい「次世代ZEH+」という規格も登場しています。

次世代ZEH+の対象になる条件

最も条件の厳しい「次世代ZEH+」は、「ZEH」と「ZEH+」の要件を満たしていることに加えて、
以下のどれか1つ以上を導入していることが必要です。

以下で次世代ZEH+の対象となる条件を説明いたします。

1.蓄電システム
電気を蓄えるシステム。蓄電池と呼ぶ場合もあります。

2.V2H充電設備(充放電設備)
電気自動車(EV)やハイブリッド車(PHV)のバッテリーを家庭で活用するためのシステムです。

3.太陽熱利用温水システム
太陽光発電パネルのような集熱器を使い、太陽光の熱で温水を作って給湯に利用します。

4.燃料電池
水素と酸素を反応させて作り出した水のエネルギーを、電気エネルギーや熱エネルギーに変換して使えるようにした電池。

エネファームはこの燃料電池に該当します。

エネファームを導入した住宅は「省エネ・創エネ性能の高い設備がある」と判断され、「次世代ZEH+」の補助金が申請できるようになります。
ZEH補助事業については、年度によって補助金申請のスケジュールが異なるため、お近くのガス会社までお問い合わせください。

(※)参照元:[PDF]一般社団法人環境共創イニシアチブ 次世代ZEH+実証事業 公募情報

https://sii.or.jp/meti_zeh03/zeh_plus/public.html
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