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アイシンのエネルギー事業への取り組み

2022/06/28

アイシンの成り立ち

アイシンは、1965年に愛知工業と新川工業が合併して、アイシン精機として誕生しました。
自動車部品を中心として、住空間生活商品や、エネルギー商品の開発も行ってきました。
2021年には、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが経営統合をして、株式会社アイシンとして生まれ変わりました。

アイシンの沿革について

https://www.aisin.com/jp/profile/history/

アイシンのエネルギー事業のルーツ

エネファームのルーツは、自動車用高効率エンジン

アイシンのエネルギー事業のはじまりは、1973年にまで遡ります。当時の日本は、第一次オイルショックによりエネルギー不足が社会課題化していました。
脱石油・省エネの機運が高まり、エネルギーの効率的な利用が求められていた時代でした。
同じ頃、自動車用高効率エンジン(スターリングエンジン)の技術研究に取り組んでいたアイシンは、その技術を応用してガスエンジンで駆動する「ガスヒートポンプエアコン(GHP)」を開発。
高効率な空調システムとして、オフィスビルや工場、学校、病院などの大規模施設に導入され、快適な空間づくりに貢献することとなりました。

その後アイシンのエネルギー事業は、一般家庭へとフィールドを拡大します。
GHPで培ったエンジン技術を駆使して、使用する場所でエネルギーをつくり出す「ガスエンジンコージェネレーションシステム」を実現。
さらにその一方で、将来のクリーンエネルギーへの転換を見据えて水素エネルギーに着目し、燃料電池の基礎研究をスタートさせます。

そうして2012年に誕生したのが、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファームtype S」です。

自動車部品のものづくり技術と品質の結晶

家庭用燃料電池の実現には、アイシンが自動車部品のものづくりで培ってきた幅広い生産技術と高度な品質基準が深く関わっています。
車体系、走行系、パワートレイン系とありとあらゆる部品を製造してきた技術力は、燃料電池という先端技術の開発にあたって、技術の選択の幅を広げ、柔軟な発想を生む土台となりました。
また、自動車に求められる厳格な品質基準は、そのまま高品質の燃料電池を製造する素地となりました。
過去の膨大な積み重ねがあったからこそ、アイシンは家庭用燃料電池を実用化することができました。
アイシンのエネファームtype Sには、自動車部品のメガサプライヤーとして積み重ねてきた技術と品質が詰まっているのです。

アイシンのエネルギー事業の目指す姿

クリーンエネルギーで環境に配慮したまちづくりに貢献するために、家庭用燃料電池などクリーンで高効率なエネルギー商品の開発と普及に努めます。

家庭に届くガスから水素を取り出し、酸素と化学反応させて発電する「エネファーム」やガスエンジンで発電する「コレモ」。これらは、発電時に発生する熱を有効活用して給湯に利用する省エネシステムです。

GHPはガスをエネルギーとする空調機器です。空調に使うエネルギーを電気の代わりに、高効率のガスを使用することで、省エネに貢献します。また、エネルギーを分散化することで、電力需要の平準化を行い夏季の電力ピークカットにも貢献しています。

また、近年では自然災害による停電発生時の電力供給などレジリエンスの強化にも取り組んでいます。

アイシンは、持続可能な社会の実現に向けてSDGsの取り組みを推進し、脱炭素社会に欠かせないエネルギーシステムサプライヤーを目指しています。

アイシンのエナジーソリューションについて詳しく見る

https://www.aisin.com/jp/

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