燃料電池発電のしくみ
燃料電池「SOFC」とは?
SOFCの特長として、動作温度が高く、電極反応がスムーズなため、低温動作の燃料電池に比べ内部抵抗が低くなります。
        よって、出力時に電圧降下が起きにくく発電効率が高くなります。また、燃料ガスからの改質反応に燃料電池からの熱を有効利用できるため、効率向上に寄与しています。
主な燃料電池の種類
 
            ※ 低位発熱量基準(LHV)
燃料電池の原理
            燃料電池は、燃料ガスの成分に含まれる水素と空気中の酸素を利用して、電気と熱をつくります。
 
          エネファームtype Sのしくみは?
エネファームtype Sは、燃料ガスから水素を取り出し、その水素と空気中の酸素を反応させて、自宅で電気を作るシステムです。発電時に出る熱を利用してお湯も一緒につくるため、エネルギーを有効利用できます。
システム構成イメージ(実際の構成とは異なります。)
 
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                ①ホットモジュール燃料処理装置で燃料ガスと水蒸気を反応させ、水素を取り出します。取り出した水素を燃料電池スタックへ供給。空気中の酸素により電気(直流)を作ります。 ホットモジュールとは、燃料処理装置と燃料電池スタックを断熱材で覆い、高い温度に保たれる主要構成機器です。 
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                ②パワーコンディショナー発電された直流電気を交流電気に変換し、商用電源に接続します。 
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                ③排熱回収装置排熱回収装置では排気ガスから熱を回収します。 
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                ④貯湯タンク回収した熱を貯湯タンクへお湯としてためておき、給湯時に利用します。 
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                ⑤熱源機(給湯暖房機)貯湯タンクのお湯と水道水を混合した給水予熱を、リモコンで設定した温度に加熱して、給湯をします。 


