サステナビリティ
アイシン・ロジテクサービスのサステナビリティ
アイシン・ロジテクサービスは、アイシングループにおいて「物流」「化学解析」「工場サービス」の3分野を担っております。
物流フローにトータルで関わる「物流」、生産現場の改善を主なフィールドとする「化学解析」「工場サービス」といった弊社の事業は、カーボンニュートラルや廃棄物の削減等といった社会課題との関連性が強く、環境負荷低減への影響度が非常に大きいと認識しております。
アイシングループの定める7つの優先課題(マテリアリティ)達成に向け、弊社事業ならではの視点から、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に展開していきます。
アイシングループの優先課題(マテリアリティ)
目標3
すべての人に健康と福祉を
目標7
エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標8
働きがいも経済成長も
目標9
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11
住み続けられるまちづくりを
目標12
つくる責任 つかう責任
目標13
気候変動に具体的な対策を
環境への取り組み(事業を通じた取り組み)
物流資材開発や化学解析技術等、弊社が培ってきた強みを活かすことで、生産現場や物流フローにおける環境負荷低減を目指しています。
物流事業
リターナブルパレットの企画・開発
自動車部品の運搬時に使用するパレットについて、繰り返し使用可能な「リターナブルパレット」を企画・開発しています。その他の物流関連資材についても、「リデュース」「リユース」「リサイクル」をキーワードに、極力廃棄物が発生しないものづくりを行っています。
プラスチック製物流容器の修理・再利用
自動車部品の運搬時に使用するプラスチック製の通箱について、繰り返し使用する中で破損したものを廃棄せず、修理することでより長く使用できる体制を構築し、プラスチックごみを削減しています。
今後は、通箱以外の物流容器にも取り組みを拡大していく予定です。
化学解析事業
電動化材料の性能評価
電動車*に用いる材料の性能評価、評価技術の開発を行っています。化学の専門知識、ノウハウ、自社所有の分析装置を活かし、電動車の開発~普及、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
*電気自動車、ハイブリッド車 等
環境負荷の分析・改善提案
工場から発生する環境負荷(排水・ 排ガス・騒音・振動など)をモニタリングし、異常発生時の原因調査、改善提案を行っています。サンプル採取、分析・解析、改善策の立案までをトータルで実施することで、 生産と環境配慮の両立に貢献していきます。
工場サービス事業
環境配慮型アイテムの提案・施工
遮熱塗装、LED照明への更新、無水トイレの設置など、環境配慮型アイテムの提案・施工を行っています。工場やオフィスが抱える課題に対し、省エネルギー・環境負荷低減の視点から解決策をご提案していきます。今後は再生エネルギーの活用にも目を向け、さらなるレベルアップを目指していきます。
廃材の再資源化、資材の再利用(中古販売)
自動車部品の製造現場で発生する廃金属の回収・再資源化を行っています。再資源化された金属は、再び自動車部品の製造に使用されています。
また、自動車部品の輸送・運搬で使用されたプラスチック製のパレットやトレー等の再利用(中古販売)を予定しており、より環境負荷の少ない事業展開を検討しています。
社会への取り組み+従業員参加型の社会貢献活動
従業員が働きやすく、働きがいのある職場を実現するための取り組みを推進しています。また、地域社会における課題解決、及び社会課題解決への知見を備えた人材を育成するため、従業員参加型の社会貢献活動を行っています。
多様な働き方の推進
コアタイムのないフレックス制度、在宅勤務の導入等、多様な働き方に対応できる環境を整えています。また、制服やスーツ等の着用義務を撤廃する「服装のカジュアル化」を実施し、より柔軟な発想を生み出せる風土づくりを推進しています。
有給休暇取得の推進
全ての従業員が最低14日/年の有給休暇を取得する「ミニマム14」、累積による有給休暇の消滅が一切発生しないよう、計画的に取得することを定めた「カットゼロ」を制度化し、ワークライフバランスを推進しています。
自動化による作業負担の軽減
ロボットやリフト等の自動化装置を積極的に導入し、部品の積み替えや清掃といった業務の負担を軽減することで、誰でも作業しやすい環境整備を行っています。
【導入事例】
- 部品積み替え工程へのバラマン(吊り上げ機)の導入
- ロボットによる荷積み作業の自動化
- 自動清掃ロボットの導入
- 商品運搬車への昇降リフト設置による積み込み作業の負担軽減
フードドライブ
従業員が自宅で余った食料を職場へ持ち寄り、フードバンクへ寄付することで、飢餓の解消やフードロス低減を目指しています。
TABLE FOR TWOへの参画
食堂でのヘルシーメニュー喫食数に応じて、同じ数の食事を発展途上国に届けられる寄付活動に参画しています。
献血活動
社内での活動実施、献血PRを通じ、ニーズが増す献血活動へ協力しています。