モビリティ分野

1超電導技術

私たちは、室温超電導をめざした高Tc超電導体の創出および 超電導材を用いた応用研究を進めています。いままで69個(2020年現在)の新超伝導体を創出しました。
応用研究として、超電導誘導同期モータの研究開発も進めています。

鉄系の新構造の超電導体
(AeAFe4As4 Tc=36K)※Tc:超電導になる温度
超電導誘導同期モータ
(最大出力41kw)

2ガス成分検知技術

人に安全で優しい環境であるかを判断するには、ひとつの成分だけでは不十分で、環境中にある複数の成分を同時に検出することにより、安全性を判断することができます。
私たちは、大きく高価な分析機器ではなく、移動体に組み込めるサイズ・耐久性を目指した多成分検出センサデバイスの研究しています。

ガスや物質には、それぞれ光の吸収波長が異なることが知られています。その性質を利用して吸収波長をセンシングすることにより、空気中に含まれる物質を同時に検出することができます。