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社員インタビュー先輩の声

専門性を超えた挑戦ができるから、
技術者としての可能性も広がっていく。

このストーリーのポイント

  • • 学生時代に培った専門性を社会に還元しようと入社
  • • 専門とは異なる領域のプロジェクトに参画し、手応えを得る
  • • 将来は技術者をマネジメントするポジションに挑戦したい

自ら下した想定外の選択。それが自分の新しい可能性につながった。チャレンジさせてくれる風土が、自分を育ててくれる。

Profile

岩舘 武寛

岩舘 武寛

新領域開発推進部 第2新領域開発室 第2G
2021年新卒入社

宮城県出身。電気・電子情報工学専攻博士前期課程修了。入社後、先行開発部第1室第1グループ配属。2022年4月に第1室2グループに異動し、新領域開発推進部設立に伴って2023年1月に現職に。

専門性を追求した大学院時代

私の高専時代はちょうどクラウドなどの新技術が出始めたころで、私もネットワークに興味を持つようになりました。同時に組込みソフトなども勉強し、プログラムも相当ゴリゴリと書きました。その後、専攻科に進んで2年間学んだ後、さらに専門的な学びを深めたいと考え、大学院に編入することにしました。

専攻科で力を入れていたのが「屋内位置推定」の技術です。この研究を続ける上でふさわしい環境を探したところ、愛知県にある大学院の研究室を見つけました。専攻科の2年間だけでは十分な研究の時間が取れなかったという思いでしたので、大学院では思う存分、研究に打ち込めることが楽しみでした。

大学院ではやはり相当高いレベルでの専門性が求められ、先生方にずいぶん鍛えられたのは間違いありません。また研究室の仲間たちは多彩なテーマに取り組んでいて、自分とは異なる専門分野の知見が得られるという面白さもありました。
私は大学院からの編入でしたので、既に大学時代から人間関係ができあがっている中に飛び込んでいった形になります。不安はありましたが、仲間はとても快く受け入れてくれました。そのうち「最初からここにいたんじゃないのか」と言われるほど溶け込むことができました。これは誰とでも臆することなくコミュニケーションできる、自分の性格のおかげということもあるでしょう。ムードメーカー的な面も持っていますし、このキャラは自分の強みだと感じています。

キーパーソンとのネットワークづくり

岩舘 武寛

大学院修了後は研究者の道に進むか、就職するかという選択肢が待っています。私は自分の研究成果を世の中のために活かしたいという想いが強かったので、就職する道を選びました。
自分の専門性と言えば位置推定技術です。これは文字通り屋内外での人や車の位置を推定する技術で、通信キャリアや自動車業界で活かせるのではないかと考えました。そこで候補の一つとなったのがアイシン・ソフトウェアでした。
ちなみに自動車については、特に好きだったわけではありませんし、現在も持っていません。実は当社には私のような人間は案外多くて、車が好きかどうかというのは、仕事の上ではほとんど関係ないというのが私の実感です。

アイシン・ソフトウェアの1dayインターンシップに参加したときに感じたのが、とても風通しのいい会社だということでした。例えばベテランの社員と若手の社員が、何の垣根も感じさせることなく楽しそうに話していたり。その様子を見てこの会社は非常にフラットで、オープンなカルチャーがあると感じました。ここなら私も自分のキャラを存分に発揮して、伸び伸びと仕事ができるんじゃないかなと思ったのです。

インターンシップでのこの印象は、入社後もまったく変わっていません。
壁にぶつかったときにはいつでも気軽に上司に相談できますし、専門知識を持っている先輩にも、部署の垣根を越えて相談できます。もちろん自分なりに調べた上でのことですが、どの先輩も気軽に教えてくれますし、忙しいときは「後で改めて時間つくるから」と言ってくれるので、気兼ねすることもありません。
こんなふうにして社内のキーパーソンとのネットワークを広げていくことは技術者にとって大切なことであり、それは自分の顔を売ることにもつながります。自分らしさを存分に発揮できる環境があると感じています。

岩舘 武寛