エフティテクノへ新卒入社した社員たちが、
どんなことを魅力に感じて入社を決めたのか。
また、入社後にどんな生活をしていて、
仕事のどんな部分に苦労や手応えを感じているのか。
工科高校卒の若手と、
大学卒の新卒社員に率直な質問をぶつけてみました。
2017年入社
2020年入社
車載ECUやセンサーなど電子部品の信頼性を評価しています。自動車が走行するあらゆる環境を再現し、試験を行います。例えばシベリアなど極寒の地域で電子部品が正常に機能するのか、マイナス40度の環境を再現して評価します。その他、酷暑の環境、雨、悪路などさまざまな環境を想定して試験します。また、製品が発する電磁波が他の電子機器に影響を及ぼさないか、他の電子機器が発する電磁波によって製品が誤動作しないかを確認するための試験も行います。
担当は、走行の際のノイズ低減や振動を抑制する働きをするハイブリッドダンパーという製品です。例えば耐久試験では、専用の試験機に製品を取り付け、1ヵ月以上の時間をかけて1000万回以上の動作を繰り返し、耐久性能を評価する試験を行います。
大学は工学部でした。学生時代から実験が好きで、結果を予測し実験を通して結論を導き出す工程に面白さを感じていました。そんな自分にとって、本物の自動車部品あらゆる条件で実験する試験・評価という仕事はぴったりだと感じました。
僕は工科高校の自動車科に通っていて、車好きだったことが大きいです。先輩から自動車の開発に関わる会社があると聞いて、興味を持ったのがきっかけです。ちなみに、今はアルファードに乗っています。
僕は去年までハチロクに乗っていました。今は乗り換えてしまいましたけど。先輩や同僚も車好きが多いですよね。
そうですね。あと、年齢が離れていても気軽に話せる人が多いのは魅力です。車の話から、担当している製品がどんな車に搭載されるのかという仕事の話まで、何でも話します。自動車の開発に関わっている会社ならではの面白さがあります。
社長が技術者というのも、個人的には嬉しいです。今は自動車業界にとって変革期ですが、当社も先進技術分野の試験・評価に積極的にチャレンジしていく風土があります。そうした社風は、社長が技術者だからという点と関係があるような気がします。現場の技術者の意見を大事にしてくれますし、私自身も先進技術分野の事業にチャレンジしたいと声をあげたところ認めてくれて、新しい取り組みに参加させてもらっています。
あと、仕事には関係ないですが、有給休暇(※1)が取りやすいのは嬉しいです。スノーボードが好きで、有給休暇を活用して山に通っています。
同じです(笑)。僕の場合は釣りですけど、平日に有給休暇を取って出かけています。おかげで、プライベートが充実しています。
専門的な仕事なので、覚えることが多いです。例えば試験に使う設備は非常に高価で、扱う手順を間違えると壊れることもあり、プレッシャーに慣れるまでに苦労しました。でも、仕事は面白いです。製品の試験はチームで行いますが、先輩たちとコミュニケーションを取りながら難関を乗り越えていくことが楽しいです。
自動車部品って、一般的には「壊れないもの」と認識されています。でも、僕らの仕事は「どんな条件なら壊れるのか」を試験するので、故障する瞬間に立ち合います。それって非日常の体験なので、シンプルに面白いです。もちろんその後に、どう改善すれば壊れないのかを導き出すわけですが。試験技術者と設計技術者が、密接に意見交換をしながら製品を完成させていく工程は難関の連続ですが、やりがいも大きいです。
自分の部署だけではなく、全社から頼られる技術者になりたいです。そのために、今しかできないこと、やるべきことから逃げずに挑戦することを自分に課しています。その結果、成長できるんじゃないかと思っています。
まずは与えられた仕事を覚えて、正しい試験・評価をして、信頼を築いていきたいです。自分の部署では1番の若手で、一番年上の先輩とは20歳くらいの年齢差があります。大先輩に認めてもらえるようになりたいです。
僕も配属された時は最年少でした。でも、付き合いやすい人が多いですよね。現在は後輩も入社してきていて、指導する立場として役目を果たしたいです。
車に興味がある方も、車に興味がない方も、いろんな知識が身に付く仕事だと思います。自動車産業の中でも試験・評価という仕事は珍しいので、そこは魅力だと思います。最初は、車が好きというきっかけでも、試験・評価という仕事への興味でもいいと思います。少しでも気になる点があれば、飛び込んだ先で知らなかった世界と出会えます。
向上心やチャレンジ精神がある人って、どの分野でもやっていける人だと思います。だから専門知識や経験がなくても、そうした志向を持っている人なら大丈夫です。単純に自動車が好きとか、開発過程に興味があるとか、何かに挑戦したいとか、自分ならではの志向と当社との間に接点が見つかって、それを大事にしていけるなら、大抵の苦労は乗り越えていけるんじゃ無いかと思います。
例えば大型連休に有給休暇をプラスして海外旅行を楽しんだり、部署に関わらずプライベートを大事にしながら仕事に集中できる環境があります。スポーツや釣りなど、目的地が混雑しない平日に有給休暇を利用して楽しむ社員もいます。