People 人を知る キャリア社員座談会

People人を知る

Mid-career Employee Roundtable

Mid-career Employee Roundtable

エフティテクノの開発現場では、
異業種からの転職者も数多く活躍しています。
元ドライバー、元カーディーラー、元営業関連職など。
前職の業界・職種もさまざまな先輩に集まってもらい、
転職者から見た仕事や会社のいいところ、
仕事を始める際に苦労した点などを聞きました。

Member Introduction

  • Aさん
    Aさん

    2013年入社

  • Kさん
    Kさん

    2017年入社

  • Hさん
    Hさん

    2020年入社

  • Q1

    Q1.どんな仕事をしていますか?
    文字通り「エンジンをぶん回す」試験もあります。
    • Aさん Aさん

      自動車のエンジンの耐久性を試験・評価しています。エンジン単体を試験ベンチという設備で稼働させて耐久性を評価します。文字通り「エンジンを限界までぶん回す」というイメージです。暑い・寒い環境でも正常に動作するか、どこまでの負荷に耐えられるかなど複数の条件のもとであらゆるエンジンの試験・評価を行っています。

    • Kさん Kさん

      ブレーキシステム内部の部品の試験・評価を担当しています。ブレーキオイルが漏れ出すことを防ぐ部品なのですが、なかなか一般的には想像しにくい領域です。ただ、もしオイルが漏れてしまうと周囲の電子部品などに影響を与える可能性があるため、自動車の安全な走行を支える非常に重要な部品です。

    • Hさん Hさん

      将来的な「自動運転バス」の実現を目指し、車内の乗客の動きなどを感知する車内検知システムの試験・評価を担当しています。いろんな人の動きのモデルケースを収集するためにさまざまな年齢層・性別の被験者を集め、実際のバス内での行動を再現してもらい、そのデータをAIに学習させています。

  • Q2

    Q2.転職のきっかけ、
    転職後の生活の変化を教えてください。
    新しい挑戦をしたかったというのが一番の理由です。
    • Kさん Kさん

      前職はトラックやバスのドライバーをしていたのですが、体調を崩してしまった時期があり、転職を考えるようになりました。自動車の試験・評価という仕事は未経験で、考えたことも無かった業界です。しかし、もともと車は好きですし、ドライバーになる以前は整備士をやっていた経験もあります。これまでの職歴を活かせるのではないかと思い、新しい業種・職種へのチャレンジを決めました。

    • Aさん Aさん

      私は輸入車のカーディーラーで整備士をしていました。車は好きです。ただ、日々のルーティンワークをこなす中で、新しい事に挑戦したいという気持ちが湧いてきたんです。自分の中で将来を模索した結果、自動車をゼロから形にする開発に関わる仕事がしたいと思いました。実際に試験・評価の仕事をはじめてみると、やはり整備士とは必要な知識・スキルが違います。ただ、見るもの・聴くこと全てが未体験の世界で、未知の領域に挑戦できる環境が嬉しいです。

    • Hさん Hさん

      大学は文系で、前職は営業事務でした。ただ、自分の中にずっと「手に職を付けたい」という思いがあったんです。挑戦するなら20代の内にと決めていたので、未経験からエフティテクノに飛び込みました。毎日が新しいことの連続で大変ですが、新鮮な気持ちで日々の仕事に取り組んでいます。

    • Kさん Kさん

      毎日が新鮮な気持ちというのは同感です。私の場合前職はドライバーだったので、時間に追われることが多かったんです。今は、自分のペースで仕事に集中できます。最近は若手の指導を任されるようになり、親子ほども年齢差のある若者と一緒に仕事をするのは楽しいです。仕事には関係ないですが、プライベートでも時間のゆとりができ、趣味の釣りを再開しました。休日には、職場の若いメンバーやお客様とも一緒に釣りに出掛けています。

    • Hさん Hさん

      プライベートの変化は私も感じます。前職が残業の多い仕事だったのですが、今はほぼ定時退社なので、業務後何をやろうか逆に迷っちゃいます(笑)。

    • Aさん Aさん

      仕事面での一番の変化は職場の安全性の高さです。部署に配属されて最初に受けるのが安全教育(※1)だったことは、少しカルチャーショックでした。どうすれば安全に日々の作業を行えるのか、どんな点に注意して作業をすればいいのか、細かく丁寧に指導してくれたので心強かったです。

  • Q3

    Q3.会社の魅力を教えてください。
    先進技術の試験・評価に挑戦を続けている企業であること。
    • Kさん Kさん

      一番は、アイシングループの一員であるということ。日々の仕事をしていても、安心感が違います。安全面を最重要に考えていることも、現場で実感します。仕事面では自動車の開発に関われること。好きな人にはたまらないんじゃないかな。

    • Hさん Hさん

      アイシングループの安心感というのは、私も感じます。いろいろな福利厚生が充実していて、在職中から老後まで安心できるかな(笑)。

    • Aさん Aさん

      自動車業界が100年に一度の変革期と言われている中で、積極的に先進技術の試験・評価に挑戦している姿勢が好きです。自動車業界の将来を考えた上で自分たちにできることは何かを考え、会社全体で取り組んでいると実感します。ISO関連など世界的な規格の取得を進めていること。現場の全ての部署で改善活動が活発に行われていること。挙げればキリがないくらいです。改善活動にはもちろん私も参加しています。他のチームの発表に刺激を受けることも多く、優れた改善案はすぐに全社で取り入れられます。そんな所は自慢できる点だと思います。

  • Q4

    Q4.仕事の難しさ、面白さはどんな点ですか?
    初体験の連続だけど、試験・評価に関わる仕事は面白い。
    • Kさん Kさん

      試験・評価に必要な専用の計測機がいくつもあるんですけど、最初は扱い方を覚えることに苦労しました。細かく言うと、1000分の1秒単位で製品の動作を計測する場面もある。そういう単位は初めて聞いたので、もう大変です(笑)。あともう一つが運転教育(※2)です。試験・評価の中で実車で運転することを想定し、エフティテクノの全社員は運転教育で初級以上の取得が必須です。

    • Aさん Aさん
      Hさん Hさん

      私たちも同じ資格を持っています。

    • Kさん Kさん

      いわゆる「テストドライバー」と言われる領域の資格なので、試験によっては激しい運転も必要です。一般の運転免許とは考え方が違うんです。これには苦労させられました。

    • Aさん Aさん

      私の場合、技術的な話ではないんですけど…。自動車部品の試験・評価には莫大な開発費用がかかります。もし自分の作業が何か一つでも間違っていたら、ここまでの全工程が無駄になってしまうかもと考えると、すごく緊張しましたし、大きなプレッシャーを感じました。プレッシャーの中で平常心を保てるまでに、少し時間がかかりました。ただ、自分の仕事で開発期間を短縮できたり、トラブルが起きた時にすぐに要因を発見できたりすると周囲にすごく喜んでもらえるので、仕事の手応えを感じます。

    • Hさん Hさん

      私にとっては見たことも聞いたこともない世界で、自動車の知識もゼロに近かったので覚えることがたくさんありました。でも、自分が関わった製品が実際に世の中に出たと聞くとすごく嬉しくて、やりがいにつながっています。前職では経験できなかった嬉しさを感じます。

  • Q5

    Q5.今後の目標を教えてください。
    多くの人の助けになる製品の開発に全力を注ぎたい。
    • Kさん Kさん

      自動車業界って新しい技術がどんどん出てきます。新しい製品が出るたびに試験・評価の方法も少しずつ変わっていきますので、常に追いつけるように勉強を続けていきたいです。若いメンバーも入ってきています。個人的には「まだ若者には負けない」という思いもありますので(笑)、現場の第一線で頑張っていきたいです。

    • Aさん Aさん

      後輩も増えてきているので、まずは後輩の目標になれるように頑張りたいです。その先は、上司・同僚・後輩・お客様問わず、みんなから一目置かれるような存在になりたいです。会社にとって必要とされる人材になることが目標です。

    • Hさん Hさん

      担当している車内検知システムという製品が世の中で一般化されれば、多くの人を助けることができると思います。例えば以前、バス内に幼児が置き去りにされるというニュースがありました。職場でも、そういう事故を防げるようにしたいと話していたので、目の前の開発に全力を注ぐことが今の目標です。

Topics

安全教育について※1

エフティテクノでは安全を最重要と考え、新入社員が職場に配属される際には安全教育を徹底しています。例えば作業現場の写真を見ながら、考えられるリスクをピックアップしていく講習などを行います。もちろん入社時だけではなく、その後も定期的に安全教育を実施しています。

運転教育について※2

部署や業務によって違いもありますが、自動車部品の試験・評価という仕事の中で実車でのテストが必要なケースも頻繁にあります。そのため、全社員に運転教育を実施し、初級以上の取得を必須としています。この教育を通して、安全運転に対する意識がより一層高まります。

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