阿蘇満願寺保護区希少種保護活動が主務大臣※1「自然共生サイト」に認定されました

 阿蘇満願寺保護区における希少野生植物「オグラセンノウ※2」の保護活動が、主務大臣の「自然共生サイト」に認定され、本日執り行われた令和7年度第3回自然共生サイト認定式にて認定証が授与されました。 
 アイシン九州では2015年より、熊本県自然保護課、阿蘇地域振興局、熊本県希少動植物検討委員会、地元関係者及び全国のアイシングループ各社と連携を図り、約0.5haの区域において、オグラセンノウの生育環境を維持・改善するための保全活動を継続してきました。 

 これらの長年にわたる保全活動が評価され、ネイチャーポジティブ(生物多様性の損失を止め、回復へ向かわせる)の実現に資する区域として、正式に「自然共生サイト」に認定されました。 

※1 主務大臣 
  特定の法律や制度の運用・施行に関して、所管する権限を持つ大臣を指し、本件では、環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣を指します。 

※2 希少野生植物オグラセンノウ 

  ナデシコ科の多年草で、日本の限られた地域にのみ分布する希少野生植物。生育環境の変化等により個体数が減少しており、地域的な保護活動が重要とされている。 

(環境省レッドデータブックにおいて絶滅危惧Ⅱ類 に指定)

■自然共生サイトとは 

2022年12月、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において、2030年までの世界の生物多様性保全目標を定めた「昆明・モントリオール生物多様性枠組み」が採択されました。これを受け、環境省は2023年度より、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定する制度を開始しました。この度、アイシン九州が取り組む希少野生植物の保護活動が同制度に基づき認定されました。 

■阿蘇満願寺保護区とは 

熊本県阿蘇郡南小国町に位置し、阿蘇くじゅう国立公園の一部を成す地域で、雄大な草原景観と多様な動植物が生息しています。また、本地域は希少野生植物「オグラセンノウ」の生育地として、熊本県条例により「生育地保護区」に指定されています。