INTERVIEW 社員インタビュー

技能職
生産
アイシン学園で見つけた、「サポート型リーダー」という生き方
アイシン学園
平松 諒真
平松さんは、アイシン学園のコンピュータ制御科に所属し、現在は修了試験に向けて、PLCという生産設備の模型を使ったプログラミングやウェブサイト制作に取り組んでいます。「誰かの役に立てるリーダーになりたい」と語る平松さんが、学園で見つけた理想のリーダー像を語ります。
部活動を通じて学んだ、チームでの戦い方
小学生の頃、テレビで見たテニスの錦織圭選手のプレーに心を奪われました。華麗なショットや世界を舞台に戦う姿に憧れを抱き、自然とテニスの世界に引き込まれていったんです。そんな憧れがきっかけとなって、ソフトテニスを始めることになり、中学、高校時代において最も注力しました。ソフトテニスは基本的にダブルスで行われる競技です。だからこそ、ペアとの息の掛け合いが何よりも重要。技術を磨くだけでなく、相手の気持ちを理解し、お互いに高め合っていくプロセスが、この競技の醍醐味です。
私のペアは、練習や試合中に黙々とプレーするタイプで、気持ちが落ち込むとそれが表情やプレーにも表れてしまうことがありました。そこで私はペアを盛り上げるために、そして会場全体の雰囲気を盛り上げるために、常に声を出し続けたんです。気づけばペアも声を出すようになり、試合を楽しめるようになりました。大会では残念ながら負けてしまいましたが、勝ち負けよりも大切なものを得ることができたと感じています。
一人では成し遂げられないことも、二人なら乗り越えられる。そんな経験を何度も重ねながら、私はソフトテニスを通じて、チームワークの大切さや相手を思いやる気持ちの重要性を学びました。この部活動での経験が、その後の人生に大きな影響を与えることになります。

クルマの"中身"に対する興味が、アイシン学園との出会いを生んだ
就職活動を始めた頃、私はすでに自動車部品業界に強い興味を持っていました。きっかけは中学生の頃にさかのぼります。図工の授業が大好きで、特に印象に残っているのが、初めてラジオを作った時のこと。基盤から作り始める授業だったのですが、部品を一つひとつ確認しながら、はんだごてなどいろんな工具を使って組み立てていき、完成した時の達成感は今でも忘れられません。その経験が、私にものづくりの楽しさを教えてくれたんです。
就職活動では、世界のものづくりを牽引するトヨタグループの企業をいくつか見ていました。アイシンは、トヨタグループの一員で、自動車関連業界のトップ企業という印象を持っていました。テレビCMでもよく見かけていたので、その存在は以前から知っていました。
トヨタグループの中には、どちらかというとクルマの外側や組み立てがメインという企業がある中で、アイシンはクルマの中身である部品の製造がメインというイメージでした。当時特に心を動かされたのが、クルマの心臓部とも言えるトランスミッションを作っているという点です。ラジオを作った時に感じた、精密な部品を組み合わせて、一つの製品を完成させる喜び。その感覚がトランスミッションという複雑で重要な部品を作ることと重なって見えたんです。外から見える部分ではなく、クルマの中核を支える部品を作る。その技術力の高さと、ものづくりの本質に迫れる環境に、私は強く惹かれました。それがアイシン学園に入学することを決めた、最大の決め手となりました。

自分らしいリーダーシップの発見と成長
現在は、一年間の訓練の集大成でもある「技能照査」に向けて、日々実習に取り組んでいます。私が所属しているコンピュータ制御科では、生産現場で使われている「IT生産管理板」 をモチーフとしたシステムを作り上げる課題の訓練に励んでいます。生産設備を稼働させるプログラム作成から、その状況を可視化できるようなネットワーク機器の接続、ミドルウェアやアプリの作成などに取り組んでいます。
技能照査に向けての訓練は個人作業ですが、学園の日常的なカリキュラムは、基本的にチームで取り組むことがメインです。私のチームでの役割は基本的にサポートで、チームの中心人物が周囲の人を統率しやすいように行動することを心がけています。
実は、学園に入った最初の頃は学園がリーダーを育成しているということもあって、自分も積極的に前に出るようにしていました。けれど、担当指導員と1対1の面談で、自分の理想の姿について話し合った際、私は自分が前に出て活躍するよりも、周囲をサポートすることでチームの成果の最大化に貢献することが性に合っていることを自覚したのです。この面談によって、必ずしも前に出て人を引っ張っていくことだけがチームにとってのリーダーシップではないと気づきました。
学園生活を通じて一番印象に残っているのは、100人を超える仲間の前で発表や発言をしてきた場面です。アイシン学園に入ったばかりの頃は抵抗を感じたり、恥ずかしいという思いがありました。でも今は自分の発言に自信を持てるようになり、いい意味で何も感じないようになりました。 コツはもうとにかく"行動する"ことです。考えている間にチャンスは過ぎ去ってしまうので、考える前にまず行動することを意識していました。
一方で、高校から急に社会人になって苦労したのは、報連相(報告・連絡・相談)がうまくできないことでした。報告しないといけないことと、しなくていいことの線引きがすごく難しくて、指導員に「それって本当に報告しなくていいのか?」とよく問われました。とても悩みましたが、 "目的に立ち返って考える"ことで、その悩みを解消できることに気づけたんです。そうした経験を通じて、少しずつ社会人としての判断基準が身についてきたと感じています。

皆さんへのメッセージ
これからアイシン学園に入社する方には、ぜひ何でも挑戦するという気持ちを持ってほしいです。社会人一年目は、正直不安なことや嫌なことがたくさんあると思います。仕事がうまくいかないこともあるし、自信をなくすこともあるかもしれません。でも、ここには生活を共にし、すぐそばで寄り添ってくれる頼もしい仲間たちがいます。この環境は本当に新鮮で、アイシン学園の大きな魅力だと思います。
アイシン学園は、今までの自分を変えられる場所です。私自身もここで変わることができました。新しい自分と出会う覚悟を持って、アイシン学園の扉を叩いてみてください。きっと、かけがえのない経験と成長が待っていると思います。
