当社は、オートマチックトランスミッション(AT)とカーナビゲーションの世界トップメーカーである、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社(現 株式会社アイシン)のグループ会社として1988年11月に設立されました。
設立当初は、旧AW第1工場内に事務所を構え各工場のAT生産ラインで使用する製缶物や小物部品の製作からスタートしその後、搬送装置や小規模な機械装置の製作および設備保全を手掛けるようになり、1997年には現在の主力製品の1つである洗浄機の製作を開始しました。
そして、2002年にはマシニングセンタセットアップ、2004年にはロボットライン設置工事開始と徐々に設備事業の幅を拡大し、顧客も海外を含めたアイシングループ全体へと展開を図り、日夜、技術レベルの向上に努めております。
また、メンテナンスについては旧AW生産ライン全般において、通常の修理保全はもとより、予防保全、定期点検にも取組み、設備故障の未然防止を図り、安全なノンストップライン構築の一翼を担っております。
そして、近年はアイシングループのより良い製品づくりの支援として、顧客ニーズに合ったデータ解析技術、画像技術を活かした生産ラインの効率的な稼働を目指したシステム開発や、グループノウハウの詰まった高寿命刃具再研製作にも取組み将来のものづくりノウハウの担保に努めております。さらに2019年度からは治具事業を第5の事業として立ち上げてまいりました。
このように当社は、「設備製作」「メンテナンス」「システム」「刃具」「治具」を主要5事業として、ものづくりを安全面、品質面からバックアップし、コスト低減や生産性向上等でアイシングループをはじめ各顧客様に貢献しております。
また2020年4月から、AIAM社との経営統合を行いグループ内設備事業の更なる強化とマネジメントの効率化をはかり、2022年4月からは、アイシン・マシンテックと社名もあらたに更なる飛躍に向けてスタートいたしました。
今後も、アイシングループ経営理念に基づき、地球環境にやさしい設備づくりを目指しアイシングループの更なる発展と、明るい未来を拓いてまいります。