人材育成
キャリアアップに応じて、さまざまなカリキュラムが用意されている、アイシンの教育制度。特に入社1~3年目には、自らのキャリアに向き合うための研修や安全・品質に関する意識を高める研修、AIの基礎など、社会人として、モビリティの進化を担うアイシン社員としての心構えを身につけるための時間をしっかりと設けています。
主な研修内容
入社後3週間程度の導入教育では、アイシンで働く上での基本的な心構えや知識・スキル、あるいはルールを学び、みなさん自身がアイシンで活躍するため、あるいは成長し続けるため、自身の行動や考えを徹底的に考えていきます。
その後、配属先によって、専門教育を実施。ここでは各専門分野の必要なスキル・知識を、各職種に分かれて習得していきます。
また年間を通じてWebラーニングを受講いただき、成長するための土台づくりを1年間かけて実施していきます。
年度の最後には生産実習を予定。実施時期・長さに関しては、毎年生産の変動による変更はありますが、ここではこれから開発や生技、事務職場で働くみなさんにものづくりを行う上で大切なことを実際の現場(工場)に入って、体感してもらいたいと考えています。
大変革期にある自動車業界をけん引していくうえで欠かすことのできないAI関連研修のラインナップには、特に注力しています。市販やフリーのAIツールを用いた事例解決を通じて、AIで注意することと準備すべきデータを学習するなどの基礎的なプログラムは事務系職種の受講も必須となっており、その他、「統計」や「画像認識」「テキストマイニング」など専門性の高い選択式プログラムも充実。それぞれの業務内容や習熟度に合わせて多角的に学ぶことができます。
PDCAを回す中で「報連相の仕方」「JKK・QC的考え方・手法」を理解し、 仕事を受けてから手戻りなく業務を進めることができるようになること、さらには、上位方針に基づいた自らの課題を高い視点で認識し、正しい分析のもと問題解決ができる力を身につけることを段階的に目指す研修です。
自らの役割を認識し、ビジョン立案、課題の創造に必要な戦略思考・理論・分析手法の知識を、「課題創造と戦略的思考」「ミッションとは何か」「ビジョンとは何か」「戦略とは何か」「戦略を立案する」の5つの観点で学びます。
アイシンの入社後教育の軸に「OJT」がありますが、教わるフェーズだけでなく、教えるフェーズも成長するうえで非常に大切だと考えています。新入社員への指導を通じ、自分自身を顧みながら、現在地を確かめ、さらなる成長を目指すステップにできるよう、「新入社員へのOJT実施」を人材育成のためのカリキュラムのひとつに位置づけています。
よくあるご質問
アイシンでは一つの業務を担当し続けるのではなく、幅広い業務経験をする必要があると考えており、異動があります。
タイミングや異動先は本人の希望のみではなく、事業の状況に沿った必要人員の観点も加味して決まりますので、必ずしもご自身の希望通りとはいきませんが、希望を伝える機会は上司との面談といった形でご用意しております。
転勤の可能性はございますが、基本的には愛知県内の拠点での勤務が多いです。
【事務職】
東京・宇都宮・浜松・大阪・広島などに営業所があり、転勤の可能性がございます。
【技術職】
福岡・東京に開発拠点があり、転勤の可能性がございます。
【技能職】
愛知県内での拠点での勤務が中心となります。
アイシンの拠点は全世界にありますので、可能性もあります。
転勤ではなく出張というケースで海外勤務いただく場合もあります。
配属先は、「選択コース」と「事業の状況」と「本人の適性」をもとに決まります。
ご自身の経験や知識も加味して決まりますが、会社の事業状況も関わってくることをご認識ください。