ソーイングが終わった後に残ってしまう布のはぎれ。捨ててしまうのももったいないですね。
このはぎれを使ってかわいい袋を作ってみましょう。
基本の作り方を覚えたら、「マチ」の種類を変えて色々な形の袋に挑戦しましょう。

ここでは「マチ」のない普通の袋の作り方を紹介しましょう。 とってもシンプルな 口ひもが１本の袋 両側にある結びがかわいい 口ひもが2本の袋

布を用意します。ここでの寸法はあくまでも例ですので、中に入れるもののサイズや使うはぎれによって寸法を決めてください。

	口ひも１本タイプ ・30cm×22cm ・１本のひもの場合、 　ひもの通し口は片側だけになります。 ・まず、布の端を始末しておきましょう。 ・次に２つ折にして、ミシンをかけます。
	口ひも２本タイプ ・17cm×42cm ・基本的に１本タイプと同じですが、 　ひも通し口が２つになりますので、 　布を縦に使います。 ・１本タイプと同じように 　端を始末しておきます。 ・２つ折にしてミシンをかけてください。
	ひもを通すための口と パイプの部分を作ります。 ・ひも通し口(縫止り上の空いた部分)に 　コの字型にミシンをかけます。 ・上の部分を折り返します。 ・くるりと一回りミシンをかて、 　ひもの通るパイプをつくります。
	パイプにひもを通して、表にかえすと完成です。 どうです？簡単でしょう。 さて次は、袋の底部分の「マチ」に工夫を凝らして、袋のバリエーションにチャレンジしましょう！

Ａ．底が広がる「マチ」 小さくたためるので、旅行のときに便利です。
・袋の底になる部分を片側へ３cm折り畳んで、上からミシンをかけます。 ・ひも通しは「基本の作り方」と同じように作ります。
Ｂ．トートバックタイプの「マチ」 持ち手をつけると手さげにもなります。
・袋の底になる部分を内側へ3cm屏風畳みにして、上からミシンをかけます。 ・ひも通しは「基本の作り方」と同じように作ります。
Ｃ．オーソドックスな「マチ」 一般的にもっともよくつかわれる「マチ」です。
	まず「基本の作り方」と同じ折り方で、 ミシンをかけます。
	袋の底と脇になる部分を合わせて三角に畳みます。
	・三角の頂点から2.5〜4cmのところに 　ミシンをしっかりかけます。 ・ひも通しは「基本の作り方」と 　同じように作ります。 ・このままでもかまいませんが、 　「マチ」から約１cm外側をカットして、 　ロックミシンをかけると、 　袋の裏側がすっきりします。