製品・事業

Business

Outline

当社は1964年にアート金属工業の直系会社として誕生し、以来、自動車を始め二輪車、船外機など、さまざまな種類のピストンを製造してきました。製造数は自動車二輪車が6〜7割で、世界でも4番目の生産数を維持しています。エンジンの中にある「ピストン」は普段は目にすることはほとんどありませんが、動力を作る上でとても重要な部品です。安全と快適さの向上を求められるエンジン部品ですが、お客様より高い評価を得ており、徹底した品質管理システムで高品質で信頼にこたえる製品を提供しています。

ピストンの製造の写真 エンジンの写真 車の写真

鋳造

ピストンの材料であるアルミニウム合金を、炉に入れて高温で溶解し、精製処理を行います。溶けたアルミを専用成型機の金型に注ぎ入れ、固めてピストンの素材として形にします。当社は、傾動炉6基および反射炉2基により材料を溶融しています。素材は加熱と冷却を繰り返し、品質上要求される強度や硬さになるよう調節します。

鋳造の様子

加工

ピストンの素材を精密機械に入れ、内径・リング溝・ピン孔を規定値になるよう削り、ミクロン単位の精度で加工します。加工後はお客様のニーズに合わせ、いくつかの表面処理加工を行います。ピストンの側面を滑らかにし動きを良くすることで燃費向上効果が期待できるプリント加工や、化学反応によりピストンの上部を更に硬くすることで、摩耗を低減するアルマイト処理などがあります。

加工の様子

検査・出荷

出来上がったピストンが設計仕様どおりに作られているか、機械で形状測定を行いチェックします。その後、熟練した検査員により1つ1つ丁寧に最終検査を行い、厳しいチェックを通過したピストンだけが出荷されます。

検査・出荷の様子

Recruit

私たちと一緒に働いてみませんか?

採用情報を見る

一緒に働く社員たちの写真