「アクティブ・サーキュレーション気流」 逆転の新発想ですばやくムラのない、快適な空間を実現します。
立ち上がり時などに気流の水平吹きと下吹きを交互に繰り返す、新たな気流方式「アクティブ・サーキュレーション気流」。天井埋込カセット形ラウンドフロータイプ、S-ラウンドフロータイプに搭載。
「アクティブ・サーキュレーション気流」を使用するには、液晶ワイヤードリモコン(ABRC1G シリーズ)が必要です。詳細はこちらをご覧ください。

従来気流との効果の違い

※ 気流のイラストはイメージです。設置条件や部屋の広さ、壁面までの距離によって効果は異なります。
暖房時
これまでの気流(下吹きのみ)では
足元や窓際・壁際が暖まらない。
4方下吹き
お困り
1
外の冷気が
窓・壁から伝わるから

窓際・壁際が寒い。
お困り
2
暖気が床まで
届きにくいから

いつまでたっても
足元が寒い。
お困り
3
暖気が直接
人に当たるから

エアコンの風あたりが不快。
お困り
4
暖気が隅々に
広がらないから

暖まるのが遅い。
従来〔下吹き〕
窓際や足元が寒い
比較
条件
  • 部屋サイズ:幅 7.5m × 奥行 7.5m × 高さ 2.6m
  • 室内ユニット容量:80形
  • 外気温度:5℃
  • 従来の風量・風向:強・下向き
→
アクティブ・サーキュレーション気流なら
暖かさが足元から広がる。
「2方水平吹き」時
暖房を「2方水平吹き」に。
逆転の発想で足元からしっかり暖めます。
暖房立ち上がり時、アクティブ・サーキュレーション気流は、「2方水平吹き」「4方下吹き」「2方水平吹き(吹出方向切り換え)」「4方下吹き」を繰り返します。
アクティブ・サーキュレーション気流
〔2方水平吹き + 4方下吹き〕
壁際から足元まで暖かい。
(注1)
上記比較条件における試算。床上 0.6m の平均温度が設定温度(22℃)になった時の比較。 
(注2)
上記比較条件における試算。床上 0.6m の平均温度が運転開始(5℃)から設定温度(22℃)に達するまでの時間。
冷房時
これまでの気流では
冷え過ぎる場所と、冷えない場所がある。
4方吹き
お困り
1
外の熱気が
窓・壁から伝わるから

窓際・壁際が暑い。
お困り
2
冷気が真下にたまっていくから
足元が寒すぎる。
お困り
3
気流が直接人に当たるから
エアコンの風あたりが不快。
お困り
4
遠くへ届く前に冷気が落ちるから
部屋の隅まで冷えない。
従来〔スイング〕
足元が寒く窓際はあつい
比較
条件
  • 部屋サイズ:幅 7.5m × 奥行 7.5m × 高さ 2.6m
  • 室内ユニット容量:80形
  • 外気温度:35℃
  • 従来の風量・風向:強・スイング
→
アクティブ・サーキュレーション気流なら
涼しさがムラなく行きわたる。
「2方水平吹き」時
冷房を「2方水平吹き」に。
涼しさが片寄らず、部屋全体をここちよく冷やします。
冷房立ち上がり時、アクティブ・サーキュレーション気流は、「2方水平吹き」「4方スイング」「2方水平吹き(吹出方向切り換え)」「4方スイング」を繰り返します。
アクティブ・サーキュレーション気流
〔2方水平吹き + 4方スイング〕
壁際から足元まで暖かい。
(注3)
上記比較条件における試算。床上 0.6m の平均温度が設定温度(26℃)になった時の比較。

アクティブ・サーキュレーション気流の仕組み

暖房立ち上がり時に、2方水平吹き ▶ 4方下吹き(冷房時は 4方スイング) ▶ 2方水平吹き(吹出方向切り換え) ▶ 4方下吹き(冷房時は 4方スイング)を繰り返すことで、部屋全体をすばやくムラなく快適にします。
暖房時
運転(立ち上がり時)
暖房時 目標温度に達したら、通常運転(全周吹き)に
冷房時
運転(立ち上がり時)
冷房時 目標温度に達したら、通常運転(全周吹き)に
ダブルセンサー(注1)
により… さらに
人検知センサー 「下吹き」のときに、人検知センサーが人のいるエリアを検知すると、そのエリアの風向を変えて、風あたりを軽減。
床温度センサー 床温度センサーが足元付近の温度をチェック。目標温度に達したら、自動で全周吹きに切り換えます。(床温度が目標温度から乖離したら、再びアクティブ・サーキュレーション気流に戻ります)
(注1)
天井埋込カセット形 S-ラウンドフロータイプのデザイナーズパネル以外のパネル設置時のみ対応。
ダブルセンサーの詳細はこちらをご覧ください。

「アクティブ・サーキュレーション気流」の快適性と省エネ性をさらに高めるセンサー技術
※ 天井埋込カセット形 S-ラウンドフロータイプのデザイナーズパネル以外のパネル設置時のみ

センサーで検知
■検知エリアの目安
床温度
センサー
人検知
センサー
天井高さ 2.7m 3.5m 2.7m 3.5m
検知範囲
直径
約11m 約14m 約8.5m 約12m
床温度センサーは床面、人検知センサーは床上 80cm の範囲です。
(注1)
人検知センサーについて ●人の動作で反応するセンサーのため、人が在室時でも動きがない場合は不在と検知する場合があります。またセンサーから離れるほど、歩く動作など大きな動きで人を検知します。 ●周囲と温度差のある物体が移動するエリアに設置した場合、「人が在室」と誤検知する場合があります。(例:赤外線ヒーターの首ふり運転など) ●センサー位置から見て死角になるエリアでは、人を検知することができません。
(注2)
床温度センサーについて ●床面の平均温度を検知して室温を算出しています。 ●検知範囲内に熱源や窓などがある場合、それらの温度影響を受けるおそれがあります。このような場所に設置される場合は、販売店もしくは当社営業所までお問い合わせください。
(注3)
センシング機能付の S-ラウンドフロータイプ採用時は、液晶ワイヤードリモコン(ABRC1G3)または液晶ワイヤレスリモコン(BRC7LF(K))が必要です。
(注4)
室内状況により「風向自動モード(風よけ)」でも風があたる場合があります。
センサー拡大図
人検知センサー(注3)
ムダのない快適さを届けるため、人のいるエリアを検知します。(人がいない時は能力セーブ運転)
床温度センサー(注3)
床温度を検知し、室内上下温度差を低減します。(例:暖房時、床温度が低い時は風量アップ運転)
風向独立フラップ(注3)
4 つのフラップを独立制御、人検知センサーとの連動で人に直接風をあてない風向制御を行います。(注4)

ダブルセンサーと風向個別制御で、さらに快適・省エネ ※ 天井埋込カセット形 S-ラウンドフロータイプのデザイナーズパネル以外のパネル設置時のみ

暖房時
不快な風あたり(注5)を軽減しながら、足元暖房で快適。
Eco 全自動または
風向自動モード+
自動風よけ設定有効時
●破線の検知エリアはイメージです。
床温度センサーが低い床面温度を検知して、人がいない所から暖める。
人検知センサーが人のいる場所を検知して、風あたり(ドラフト)(注5)を軽減。
(注5)
風あたり(ドラフト)は天井高さや能力(風量)によって変わります。
省エネ
足元付近まで暖めるので、
設定温度の上げすぎを抑えます。
冷房時
床面温度を検知して冷やしすぎを軽減。
●破線の検知エリアはイメージです。
床温度センサーが天井付近よりも温度が低い床面温度を検知。
床面の温度を検知して、人付近の温度を自動で計算。
さらに、人検知センサーが人のいる場所を検知して、風あたり(ドラフト)(注6)を軽減。
(注6)
風あたり(ドラフト)は天井高さや能力(風量)によって変わります。
省エネ
足元を冷やしすぎることがないので
省エネになります。
アクティブ・サーキュレーション気流使用時のご注意
使用時の注意点
  • 設置条件や部屋の広さ、室内ユニットと壁面までとの距離により効果が異なります。
  • デザイナーズパネル採用時は気流の動作が異なります。
    (「3方水平吹き → 4方下吹き(スイング)→ 2方水平吹き → 4方下吹き(スイング)」を繰り返します)
  • サーキュレーション気流はワイヤードリモコン(ABRC1G シリーズ)との接続時に機能します。なお、以下の場合は使用できません。
    • 風量調整キット、風向調整キット、吹出口閉鎖材キット採用時。
    • 風向個別設定時。
    • ラウンドフロータイプおよび S-ラウンドフロータイプ以外とのグループ接続時。
設置時の条件
設置時の条件
〔表1〕室内ユニットから壁面までの距離
室内ユニット容量 28 〜 56形 71・80形 90 〜 160形
最大距離 4m 以内 5m 以内 7m 以内
〔表2〕室内ユニット間の最小間隔
室内ユニット容量 28 〜 56 形 71・80 形 90 〜 160 形
最小間隔 4m 以上 5m 以上 7m 以上
商標 「ラウンドフロー」、「S-ラウンドフロー」はダイキン工業株式会社の登録商標です。