エアコンの心臓部をガスエンジンで駆動するガスヒートポンプエアコン(GHP)は、電力需要の平準化に貢献するだけでなく、
経済性や快適性においても優れています。
GHPはエアコンの心臓部をガスエンジンで駆動します。
エアコンの冷暖房は、冷媒をコンプレッサーによって循環(ヒートポンプサイクル★)させることで行います。
これは電気ヒートポンプエアコン(EHP)もガスヒートポンプエアコン(GHP)も同じです。
違いは、エアコンの心臓部とも言える室外ユニット内のコンプレッサーを電気モーターで動かすか、ガスエンジンで動かすかという点だけですが、
この違いこそが、GHP ならではの快適な冷暖房を実現し、数々のメリットを生み出す最大の特徴となっています。
■ 暖房イメージ図
★GHP のヒートポンプサイクル
物質には、液体が気化するときに周囲から熱を奪い、逆に気体が凝縮して液化するときには熱を発生する性質があります。この性質を利用し、冷媒をコンプレッサーにより循環し、強制的に気化と液化を繰り返すサイクルのことをいいます。
ガスだから経済的
低ランニングコスト
経済的なガスを使用するから、ランニングコストを低減できます。
※
契約電力を抑制
電力消費量が少ないから、デマンドを抑制することができます。
イニシャルコスト低減
受変電設備工事を軽減できるから、コスト低減と省スペースを実現できます。
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- グラフはイメージです。実際の使用状況により料金は異なります。
エンジンパワーが創る快適
スピーディ暖房
エンジン排熱を有効活用し、運転開始後に設定温度までスピーディにあたためます。
<イメージ>
パワフル暖房
GHP はエンジン排熱を有効活用し、外気温度が下がっても快適暖房を実現します。
<イメージ>
低燃費
可変容量コンプレッサーの採用とエンジンの低速回転数により低燃費を実現できます。