基本方針

アイシンでは、「新価値創造に資する知財情報発信活動の強化およびビジネス拡大、事業競争力確保のための戦略的知財権獲得へ挑む」を基本方針として知財活動を推進しています。

知財活動による企業価値向上

企業価値を向上するため、自社が保有する知的財産の価値を評価し、経営・事業戦略や社会課題とのつながりを確認して知財活動を推進しています。
知財情報を含む社内外の社会・環境・技術動向を見ることで、未来の成長に向けた経営・事業戦略を骨太化するとともに、それに沿った知的財産のポートフォリオを戦略的に構築します。また、保証活動を実践することで、将来の事業における優位性、収益性を獲得します。
事業活動による“移動”の価値向上、環境・社会課題解決の推進を知的財産が支えることにより企業価値の向上につなげます。

知財活動による企業価値向上のイメージ

保有する知的財産

技術開発の成果は知的資本として蓄積しています。知的資本強化の例として、駆動系製品に関しては電動車のコア部品であるeAxleに注力して特許出願の比率を高めてきています。

駆動系技術の出願比率

駆動系技術に加えて、“移動”の価値を高める通信技術、情報活用技術に関する特許出願も進めてきています。

車両通信技術、情報活用技術の出願件数推移

将来に向けたモビリティ領域、エネルギー領域、住生活関連領域の重点テーマに集中して、技術開発と知的財産権の創出を進めます。
今後も戦略に基づき、知的財産の量と質をともに高め、ビジネスの拡大および競争力強化、企業価値の向上を推進します。

2022年度時点特許ポートフォリオ

国内特許保有数

5,728

海外特許保有数

6,258